ブログパーツ 30歳代からの資産運用~人生設計と資産形成ブログ ver40s  貧乏はお金持ち「雇われない生き方」で格差社会を逆転する(橘 玲)
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    貧乏はお金持ち「雇われない生き方」で格差社会を逆転する(橘 玲)

     
    「貧乏はお金持ち 雇われない生き方で格差社会を逆転する(著者:橘 玲)」を読みました。
    橘玲さんの著書は、とにかく楽しんで読めるので、ついつい手に取ってしまいますね。
    「貧乏はお金持ち」というのは、いささか分かりにくいですが、読み進めるとその意味が分かってくることでしょう。


    この本のコンセプトは単純だ。
    自由に生きることは素晴らしい。

    かつてこの国では、サラリーマンは「社畜(しゃちく)」と呼ばれていた。自由を奪われ、主体性を失い、会社に人生を捧げた社畜すなわち奴隷の意味で、彼らの滅私奉公ぶりや退屈な日常を嘲り、見下すのがカッコいいとされていた。



    ここでいう「かつて」とは、一時代前のことを言っていて、いつのまにか「社畜すなわち奴隷こそが理想になってしまった、そして「自由の価値は、かつてないほどまでに貶められた」いうことからスタートしていきます。
    一人一人が自由に生きる戦略を持つとはどういうことなのでしょうか。
    その1つは、「経済的土台」だと思います。
    いくらきれいごとを言ってもお金がなければ、だれかに依存しなければいけません。
    自由になるには、経済的な土台作りから逃げてはいけないんです。


    人的資本を労働市場に投資したり、金融資本(手持ちのお金)を資本市場(金融市場や不動産市場)に投資したりして、生きていくための糧を得ている。若いときは人的資本で稼いで、年を取って働けなくなると金融資本と年金で生活するというのは一般的なパターンだ。

    サラリーマンを続けるべきか、脱サラするべきかがよく問題になる。でもこれは、設問の仕方が間違っている。原理的に言うならば、「私たちはみんな企業家」で、意識しているかどうかにかかわらず、常に人的資本を最大化するような選択をしているのだ。



    人的資本を最大化するというのは、よりお金を稼ぐことだけではなくてその人にとっての満足度(充実度)を一番大きくすることで、その結果にサラリーマンをする人、脱サラする人という選択が生まれるというイメージです。
    サラリーマンだけしか考えない人は、稼げるお金の範囲内で生活すればいいわけですから、ファイナンスを意識しなくても暮らしていけます。
    確定申告もしなくてよいから税金の事も知らない、投資は損するかもしれないギャンブルだからやだと資産配分など考える切迫感がないので、周りの人にこれらのことを知っている人は稀にしかいないです。

    こうしてブログを書いているとファイナンスに興味がある人にWEB上で出会いますが、リアルではそういう話で盛り上がれる人は一人もいません。
    私は別に脱サラを考えているわけではないので社畜の一人なのですが、要するに「社畜」というのは経営意識とか企業家を捨ててそれらに依存する生き方だと思います。

    「社畜」をしながら個人投資家でもある人たちは、それなりに経営意識とか企業家の片隅ぐらいにはカウントされるのではと思うのは、自己責任で意思決定して行動するという部分があるからです。
    「社畜」とは言葉が悪いのですが、人的資源の活用でもあります。
    お金を貯めて資産形成するということは、社畜を続けてもその依存度を減らしていける手段なのです。


    まえがきで時間を潰しすぎてしまいましたが、最初はマイクロ法人についての解説が続きます。
    法人というのは、もう1つの人格を持つことにつながり、法的に一人の人をこの世に誕生させることです。
    その手続きは簡単で、法人の名前や住所、目的などを日本国に届けるだけ、詳しい解説がコラムとして書かれています。
    そう、この本は「法人化のススメ」を説く本です。
    私がブログを書き始めた頃の2006年に株式会社が取締役一人以上で資本金0円で設立できるようになり、起業がしやすくなったのは記憶に新しいところです。

    「貸借対照表(PL)」、「損益計算書(バランスシート=BS」、「キャッシュフロー計算書(CS)」の三つの財務諸表の話などは、「社畜」にとっては拷問のようなものですけど、サラリーマンと自営業者の間には明らかな税負担の不平等(通称「クロヨン」)があります。

    【クロヨン - Wikipedia】
    勤労者が手にする所得の内、課税の対象となるのは必要経費を除いた残額である。本来課税対象とされるべき所得の内、税務署がどの程度の割合を把握しているかを示す数値を捕捉率と呼ぶ。この捕捉率は業種によって異なり、給与所得者は約9割、自営業者は約6割、農業、林業、水産業従事者は約4割であると言われる。このことを指して「クロヨン」と称する。



    企業会計には、財務会計と税務会計があって、財務会計は「収益-費用=利益」となり、税務会計は「益金-損金=所得」に対して法人税が課税されることから、個人企業家にとっては税務上の所得を最少にしつつ会計上の利益を最大化することが大切になります。
    サラリーマンから見れば、自営業者は脱税まがいの節税ができるという風に思っている人も多いでしょうけど、ほとんどの場合はそうした合理的な考えから合法的に税負担を最小化しているということです。
    そうした会計戦略の結果、税務上の利益とならない財務上の利益が多ければ多いほど、「金回りの良い人」が生まれるということです。
    税務上は存在しないはずの現金を自由に使える現金としてもっているイメージになります。
    ここが「貧乏からお金持ちが生まれるポイント」というのがこの本の骨子ですね。

    私も会計のことはよく知りませんので、なんとなくのイメージしか分かりません。
    ツレが個人事業主に挑戦して決算書づくりに私も携わっていまので、三つの財務諸表のことは多少はわかりますが、理解するには難しいです。
    ただ橘さんは、難しい話を分かりやすく書いてくれるので、なんとなくこんな雰囲気かなという感じはつかめると思います。


    「サラリーマン法人フグタ」

    サザエさんの磯野家になぞって話が展開していきます。
    サラリーマン法人化とは、会社との雇用契約を業務委託契約に変え、同時にマイクロ法人(=0円起業)を設立して同じ仕事を続けながら委託費(給料)を法人で受け取ることを言います。

    サラリーマンからサラリーマン法人に移行するメリット
    ①隠れていた人件費を顕著化することで収入が増える。
    ②厚生年金・組合健保(政府管掌健保)から脱退し、国民年金・国民健康保険に移ることができる。
    ③法人を利用した節税ファイナンスで家計を効率化できる。



    ②は、国民年金と厚生年金は基礎年金でつながっていて国民年金の赤字が自動的に厚生年金から補充されているつまり構造上、国民年金未納者が増えるとその分だけサラリーマンの保険料が高くなると考えられるということです。
    ③は、法人で生活経費を損金として個人で給与所得控除を受け、家族を役員や従業員にして報酬を法人の損金にしつつ給与所得控除を得て、自営業者向けの優遇税制を活用するという寸法です。
    これらを磯野家になぞって解説しています。
    年収1000万円のマスオさんが、年収1200万円になるという話でした。
    また、法人だと利息収入も損益通算され、赤字決算なら源泉徴収されたものが全額払い戻され、しかもあらゆる金融商品の損益を通算できるというのは興味深いです。

    白色申告と青色申告の話が出てきますが、白色申告は帳簿も領収書もいらないということは、現金で支払うものは「あなたのことを信用しますから好きな金額を書き込んでください」という風に、白色申告の異常さを書いています。
    最もこの点は、もうすぐ白色申告にも帳簿が必要になるのでできなくなりそうですね。

    コラムでは「事業所得を使ったサラリーマンの節税」が紹介されている。
    会社から受け取る給与所得と税務署に開業届を出して副業から生じた損失を事業所得として通算しちゃおうという考え方です。
    これは青色申告でも白色申告でも可能なので、白色申告の場合は開業届をださなくてもいいと思いますが。
    会社の兼業規定が関係してくるのでだれでも使えませんが、パート主婦+個人事業主みたいなパターンなら活用できますね。


    ファイナンスは日本語では資金調達と訳されるが、たんなるお金の借り方ではなく、より正確にはバランスシートを最適化するための財務戦略をいう。
    誰にでもわかるように、よい貯金箱(バランスシート)の条件はふたつしかない。
    ①より安いコストで資金を調達する。
    ②より高い利回りで資産を運用する。



    突き詰めればそれだけなんですね。


    あとがきには「国家に依存するな。国家を道具として使え。」と書かれていて、これは橘玲さんが主張し続けていることを象徴している言葉ですね。

     


      
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    ジャンル : 株式・投資・マネー

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    橘玲さんの本はどれも面白い

    橘玲さんは社会の間隙を突いたような本が多くて
    ブログも書籍も目を通すようにしている方のひとりです
    記事の紹介文 とても参考になりました

    自由ということ、最近よく考えています
    いろいろな制約があって、なかなか自由になれませんが
    制約を外す努力をしないと、いつまでもこのままですからね

    消費しないピノキオさんへ

    私の場合は制約のことを良く考えています。
    裏を返せば自由と言う事なのでしょうけど、なかなかそっちの方向には進めないでいます。

    出来る範囲で楽しむくらいですね。

    この本

    この本を2009年に読んだ時、すごい衝撃を受けました。会社員以外にも生きる道があるんだ、と気づかせてくれた本でした。
    会計の部分は弱くて、未だによくわからない部分も多いです。
    でも、自由になることをあきらめて思考停止していれば更に不自由になる、ということを教えてくれる本だと思います。

    正吉さんへ

    既に会社員だし、家庭もあればなかなかサラリーマンから転向できませんよね。
    ツレなんかは専業主婦でしたので、縛りがないことで自由なはずですが、自由であることの生かし方がわからないと見えてこないところもあります。
     

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