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    1000万円以上の資産運用(投資、投機)で感じること


    我が家の資産運用の総額は、既に1000万円を超えています。
    現在は、新規の投資資金投入は行っておりませんので、投資資金を固定して運用しています。
    投資資金の中には既に売却して現金になっているものもありますが、この現金についてはまた投資することもあります。
    投資総額は公開するつもりがありませんが、個人投資家として「1000万円」という数字にこだわって、「1000万円以上の資産運用(投資、投機)で感じること」について書いてみます。

    私は投資成績を金額ベースでブログに記録しています。
    その変動をグラフで見ると毎月かなりの額が変動していることが分かります。
    1000万円以上を資産運用を行ってみて真っ先に感じることは、毎月の評価額の変動がすごく大きいということです。

    ■毎月の給料よりも資産評価額の変動の方が大きくなることが増えてくる

    人のお金の価値観については人それぞれ異なると思いますが、お金の価値観のベースになっている基準の1つに自分がもらう毎月の手取り給料があると思います。
    毎月、手取りで○○万円の給料をもらっているというこの数字が、基準になってものごとを見ることがあるのではないでしょうか。
    婚約指輪は月給の3カ月分とかって古いですかね…。

    私の場合ですが、自分の給料の何倍も資産が変動することに最初はかなり戸惑いました。
    実は、年間で言えば、リーマンショック時に年収よりも大きい額の変動を経験したことがあります。
    投資成績が良好で調子に乗っていた状態から、顔面蒼白になるような坂の転げ方を経験しました。

    投資金額が100万円くらいになるとリーマンショックのようなことが起これば、毎月の手取り給料の何倍かの資産変動を経験するはずです。
    それが投資金額が1000万円くらいになると、資産変動も10倍になるわけですけど、心理的な圧迫感や高揚感は、実感として10倍よりはるかに超えた影響があります。
    初めてそういう資産変動を経験したときには、場合によっては「仕事が手につかなくなる」などの日常生活にも影響を与えることもあります。

    投資金額が1000万円を越えたからどうなるというような明確な壁として1000万円があるわけではないですけど、900万円に比べてなにか1ランク上がった感を感じる人がいるかもしれません。

    ■1000万円以上という8ケタの投資ができるようになったという実感を感じる

    投資金額が1000万円以上ということは、一般的にはそれ以上に総資産をもっているということですので、既に総資産が8ケタになるという1つの壁を越え、目標クリアという達成感を感じた経験をしているはずです。
    恐らくは1000万円を1つの目標に資産形成を頑張ってきて、次の目標を2000万円にする人もいれば、3000万円にする人もいることでしょう。
    でも1500万円という目標にする人は割と少ないと思うんです。

    100万円単位で考えてきた人が、1000万円単位で考えるようになるのが、「総資産1000万円以上」とか「投資金額1000万円以上」の世界なんだと思います。

    ■1000万円単位で考えるようになる

    なかなか次の桁となる9ケタ、つまり1億単位でものごとを考えるなんて方は極一握りだと思います。
    金融資産1000万円以上になると、もう1つ1000万円の資産を積み上げることは前よりもかかる期間が短くなります。
    投資資金として2000万円、3000万円、5000万円とどんどん増やしていこうと思う人もいれば、私のようにどこかで線を引く人も出てくると思います。

    ■投資資産が1000万円以上になると自分の投資金額の最大値を意識し始める人が出てくる

    投資資産が1000万円を越えた瞬間では、そういう実感はないかもしれませんが、そこから資産形成のペースは確実に上がってきますので、単に投資金額を増やすだけを考えていればよかったということでなくなってきて、最大どこまで投資しようかと考え始める方がでてくると思います。
    もちろんどんどん投資していくという方もおられると思います。

    ■人生設計の全体像を少しづつ意識し始める

    投資金額の最大額を意識しするということは、人生設計(マネープラン)において、「住宅費」「子どもの教育費」「老後の生活費」などの自分なりのプランが見えてきている段階だと思います。
    1000万円以上の資産運用というのは、だんだんと家族の将来の見通しに明るい兆しが少しづつ見え始めるというか、マネープランが動き出す時期なんじゃないかなと思います。


    少し話のスケールが大きくなりすぎてしまいました。
    あまり先走り過ぎるのはよくないので、話を少し戻します。

    前に「1000万円以上を資産運用を行ってみて真っ先に感じることは、毎月の評価額の変動がすごく大きいということです。」と書きました。
    変動を割合で捉える場合と、金額で捉える場合があります。
    一般的には投資の変動は「割合で捉えるべき」という考え方が主流だと思います。
    額で考えると一定のモノサシではなくなるのに対し、割合で考えると一定のモノサシで投資で見ていくことができるからです。

    投資資産に10%の変動があった場合

    ・投資金額10万円の場合は、1万円の変動があります。
    ・投資金額100万円の場合は、10万円の変動があります。
    ・投資金額500万円の場合は、50万円の変動があります。
    ・投資金額1,000万円の場合は、100万円の変動があります。

    同じ変動幅10%でも金額では大きな違いがあります。
    投資の変動を金額でとらえると毎月の給料を越える変動額になると気が気でなくなり、普段とは異なる投資行動にでてしまうかもしれません。
    ここが、投資の変動は割合で考えるべきという考え方のポイントだと私は思うんです。

    しかし、投資金額が1000万円を越えてくると、どうしても変動額が気になってきます。
    仮に投資の変動を割合で捉えるのが合理的だとしても、人間の心はなかなかそうはいかないもので、投資金額が1000万円を越えるということはそうした変動と心の戦いとなる段階だと思うんです。

    ■投資の変動を「割合」だけで意識して捉える事がだんだん難しくなり、だんだん変動金額への対処を考えないといけなくなってくる。

    例えば、リーマンショック時では、多くの個人投資家がの投資資産の年間変動幅が▼40%以上になったはずです。

    投資資産に▼40%の変動があった場合

    ・投資金額10万円の場合は、▼4万円の評価減です。
    ・投資金額100万円の場合は、▼40万円の評価減です。
    ・投資金額500万円の場合は、▼200万円の評価減です。
    ・投資金額1,000万円の場合は、▼400万円の評価減です。

    投資金額が10万円の時にリーマンショックを経験し▼4万円の資産減を経験した個人投資家が、その後資産形成に努力した結果、投資金額が1000万円以上になった時に、リーマンショッククラスの状況になり▼400万円の評価減になったら、▼40%なんて以前経験しているから全く平気だよと言えるかどうかですよね。
    これは人それぞれなのでなんともいえませんし、実際に経験しないと分からないと思います。

    ただ、私は以前から、投資の変動を割合ではなく、金額で考えるようにしています。
    個人投資家としては、合理的ではないという評価を受けるのだと思いますが、これも1つの考え方だと思いますし、投資金額が増えるにつれて割合だけで考えることが難しくなってくるんじゃないかなと思います。
    人生設計とリンクさせることを意識しているので、金額で捉える方がやりやすいのです。

    ■投資金額が1000万円ではそれが人生に寄与できるのはまだ一部でしかない。

    投資金額が1000万円以上になって1つの目標を達成したとしてもそれはまだ通過点にすぎません。
    あれだけ大きな額だと思っていたお金の塊である1000万円も、子ども1人の養育費(生活費を含む)にも満たない金額です。

    私はあまり好きな仮定の仕方ではないので、マネープランにおいても投資の利益はおまけに考えて、「年○%で運用できれば」という設定をしないのですが、仮に年3%の運用益が得られたとしても、年間30万円の運用益に過ぎません。
    年間30万円の不労収入は決して小さい金額ではありませんけど、それがあるから人生が大きく動かせるものでもない金額です。

    ■投資金額1000万円は通過点に過ぎない

    投資金額1000万円は、少ない金額ではないのですが、それだけ持っていれば安心だという水準ではありません。
    投資金額1000万円はまだまだ通過点に過ぎないんだと思います。
    ただ、1000万円以上の投資ができる家計というのは、そう簡単に作れるものではありません。
    それだけの投資資金を生み出すだけの家計力が備わってこそです。

    ■投資金額1000万円以上の家庭の家計力は極めて高い。

    投資金額1000万円以上の家庭の総資産は、少なくとも多くの場合1500万円はあるのではないでしょうか。

    (関連するエントリー)40代、50代の資産額(貯蓄額)は?
    (関連するエントリー)20代、30代の資産額(貯蓄額)は?

    総務省「家計調査」では、平均貯蓄額などが公開されています。

    (平成23年度)
    ・二人以上の世帯の平均貯蓄残高の平均は、1,664万円(中位数は991万円)
    ・二人以上の世帯(勤労者世帯)の平均貯蓄残高の平均は、1,233万円(中位数は729万円)

    一部の大金持ちの家庭が平均値を押し上げることを考えると、平均的家庭を見るには中位数の方が実態に近いと思います。
    二人以上の世帯では、平均貯蓄残高の平均は1000万円未満になっていることからも、投資金額1000万円以上の家庭の家計力は極めて高く、貯金できる仕組みができていると思われます。
    貯金できる仕組みができている家庭の資産形成は、時間と共に加速していきます。
    そうなると資産運用で大きな失敗をしないことも大切な視点になってきますね。

    ■一度大きな変動を経験してくるとそれ以下の変動はあまり気にならなくなる。

    先ほどから投資金額1000万円以上になると、変動額が大きくなると書いてきましたが、私はリーマンショック時に年収をはるかに越える金額の評価減に見舞われた経験があるので、それ以降は数百万円程度の評価減ではほとんど何も感じなくなりました。
    「まあ、そんなこともあるものだと」いう印象です。

    昨年2011年の投資成績は、前年比▼2,232,998円でしたけど、さほど印象には残っていません。
    今年は株高円安により、11月末段階で前年比+3,215,891円になっていますが、去年の反動くらいにしか感じません。
    日常生活にも少なからず影響を与え、少なからず心の平穏が崩れた大きな変動を経験しているからこそ、今の心の平穏があるんだと思います。
    私のように心が弱い人間がそんな感じです。
    投資の変動を投資額が大きくなっても割合で感じることができるような心が強い人には、理解できない心の弱さかもしれませんね。


    「1000万円以上の資産運用(投資、投機)で感じること」をテーマに私が感じてきたことをつらつらと書いてみました。
    1年は12カ月にちなんで12個ピックアップするつもりでしたが、10個どまりでした。
    あと2個は、今後気が付いたら書き足したいと思います。

    ■毎月の給料よりも資産評価額の変動の方が大きくなることが増えてくる
    ■1000万円以上という8ケタの投資ができるようになったという実感を感じる
    ■1000万円単位で考えるようになる
    ■投資資産が1000万円以上になると自分の投資金額の最大値を意識し始める人が出てくる
    ■人生設計の全体像を少しづつ意識し始める
    ■投資の変動を「割合」だけで意識して捉える事がだんだん難しくなり、だんだん変動金額への対処を考えないといけなくなってくる。
    ■投資金額が1000万円ではそれが人生に寄与できるのはまだ一部でしかない。
    ■投資金額1000万円は通過点に過ぎない
    ■投資金額1000万円以上の家庭の家計力は極めて高い。
    ■一度大きな変動を経験してくるとそれ以下の変動はあまり気にならなくなる。




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    テーマ : 投資日記
    ジャンル : 株式・投資・マネー

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    No title

    うさみみさん

    ご無沙汰しています。

    私の場合、リーマンショックのあの経験の後、しばらくしてから、今の「守りながら攻める」運用に切り替えました。

    そして、運用資産のことを考えることも以前に比べると少なくなりました。

    家計全体の純資産額を毎月計測することをメインに、年間のサラリーマイナス支出の額と純資産額を比較して、運用による貢献額を求める程度です。

    なんだか、エントリーの内容とは関係のないコメントになりましたが、ご参考まで。

    No title

    一度リーマンショックのような大暴落を経験すると
    ここ数年の変動もほとんど気にならなくなるもの
    ですね。

    私も最近は大きな金額の投資をしなくなりました。
    安定的とも言えますが、冷めてきたような印象
    もぬぐえません。

    でもこういった感覚のほうが長持ちするのかも
    しれないなぁ・・・と思ったりしてます^^

    レバレッジ君さんへ

    「守りながら攻める」運用は、なかなか面白そうですね。

    >家計全体の純資産額を毎月計測することをメインに、年間のサラリーマイナス支出の額と純資産額を比較して、運用による貢献額を求める程度です。

    なんとなく私と似ていますね。
    我が家では、毎月純資産額を算出し、投資による変動を補正して、計画と比較しています。
     

    木星さんへ

    投資に冷めてきたというには同感です。
    投資の勉強に一生懸命だった5年ほど前とは比べる事が出来ないほどで、sell in mayの時期に買うくらいです。
     

    No title

    今年は一時期、ピーク1.4億ぐらいの株が、35百万ぐらいになり、1億ぐらい資産目減りしたけれど、若干の後悔はあったけれど、別に仕事が手につかないほどではなかった。今年末は、昨年末と比較してなんだかんだで、総資産ベースでは10パーセントのマイナスでとどまっている。資産の増減は数字のお遊びに過ぎない。

    aaさんへ

    1億ぐらい資産目減りしても影響軽微とは恐れ入ります。
    私は一生そういう境地にはなれないです。
    第一、妻からの攻撃に耐えれるはずがないです。
    一般の人はそんなもんですよ。

    変動はお遊びに過ぎないというのはわかります。
    もう、どうでもよいです。
    基軸が違うところにいってしまったような感じです。 
     

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