ブログパーツ 30歳代からの資産運用~人生設計と資産形成ブログ ver40s  生命保険会社の倒産に対する対策とソルベンシー・マージン比率と格付け
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    生命保険会社の倒産に対する対策とソルベンシー・マージン比率と格付け

     
     
    保険の見直しに関するエントリーにいただいたコメントを踏まえて取り上げてみたいことができました。

    「いざという時のために保険に入るのに、保険会社の倒産に対してどのような対策があるか」
    「保険会社が倒産したら貯蓄部分は削減されるので、保険会社の経営状況も調べたほうがいい」

    私は「保険の見直し」を自分で行う中で、保険会社の倒産についても調べたことがあるので、少し整理しておく方がいいかなと思いました。




    <保険会社の倒産に対する対策>


    家族の生活を支えた人の仕事収入がなくなった時の遺族の生活のためのお金が足りないから、生命保険に加入するというのが我が家の基本的な考え方ですが、「保険会社の倒産に対してどのような対策があるか」という問いに対しては答えは1つしかありません。

    そもそも遺族が十分生活できるだけの金融資産や不動産があれば生命保険に加入する必要がないので、貯金すればよいという答えは答えになりません。
    もちろん貯金や投資を頑張るという資産形成が対策にはなるわけですけど、そういう対策でいいのであればそもそも生命保険に加入する必要がなくなります。

    また、他のコメントで「しっかり健康管理すれば保険などいらない」という意見もいただきました。
    これも確かに保険会社の倒産に対する対策に違いありませんが、そうした意見の方とはそもそも不測の事態の想定が違うので、そういう点で議論する気はさらさらありません。

    保険会社が倒産すれば、過去の例から見て、契約が他の保険会社に引き継がれるものの契約条件が悪くなると思われます。
    であれば、保険会社が倒産した時の契約状況を想定して余分目に契約しておくなどの対策がありますが、これはそれだけ余分のコストを払うことになります。
    また、倒産で減らされる保証分を貯金しておけばいいという対策がありますが、そういう想定は倒産がなければそもそも過大な契約をしていることになり、これもまた余分なコストを支払うことと同等だと思います。
    このあたりはいろんな意見があると思いますが、万が一の上の百が一の想定という感じになって、保障額と保険料のバランスを考えるうえできりがなくなります。

    「保険会社の倒産に対してどのような対策があるか」に対する私が考える答えは、「ローコストで生活できるスキルを持つ」ということです。
    もちろんローコストで生活出来れば、必ず保険会社の倒産に耐えられるというものではありません。

    ただ結局、もらえる保証が減らされれば生活レベルを落とすしかありません。
    そこで生活レベルを落とすならば、最初からローコストで生活できるようにしておけばいいという発想です。

    ローコストで辛い生活をするのがきついですが、ローコストでも楽しめるスキルを意識していくと案外楽しいものです。
    ローコストで生活出来れば、それだけ貯金もたくさんできますし、資産形成だってよりスムーズに進みます。
    それはつまり、必要な保障額を減らすことができるということです。
    もちろん健康に留意しながらということです。





    <保険会社の経営状況を示す指数>


    「保険会社の倒産に対してどのような対策があるか」を考えるうえでもう1つ大事な視点は、できるだけ倒産しにくい保険会社で契約するということです。
    できるだけ倒産しにくい保険会社が事前に分かるのかと言われれば、絶対儲かる株がわかると同じくらいの不可能さがあります。

    保険会社の体力を示す指数として「ソルベンシー・マージン比率」があります。

    ソルベンシー・マージン比率 知恵蔵2013の解説より

    保険会社は将来の保険金などの支払いに備えて、責任準備金を積み立てているが、その積立金を上回るほどのリスク、たとえば大震災など通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる支払い能力があるかどうかを判断する基準が、ソルベンシー・マージン(solvency margin)比率である。保険会社の健全性を示す指標であり、数値が高いほど安全性が高いといわれている。
    この比率の定義は保険業法施行規則第86条・第87条に定められており、比率の区分に応じて早期是正措置(99年3月期より実施)を取ることが定められている。金融庁は、保険会社の破綻(はたん)を未然に防ぐことを目的として、ソルベンシー・マージン比率が200%未満の会社を早期是正措置の対象とし、(1)100%以上200%未満、(2)0%以上100%未満、(3)0%未満という区分に応じた命令が発せられる。(3)の場合は、期限を付した業務の全部または一部の停止を命ずる。

    計算式は、ソルベンシー・マージン比率(%)={ソルベンシー・マージン総額÷(リスク×1/2})}×100 となる。
    ソルベンシー・マージン総額の内訳
    ●純資産(社外流出予定額等を除く)
    ●諸準備金(価格変動準備金・異常危険準備金等)の責任準備金
    ●土地の含み益の一部や有価証券の損益
    などの総額

    リスクの内訳
    ●一般保険リスク(死亡・入院などの支払いが予想を超えて発生するリスク)
    ●予定利率リスク(保険料算出時に予定した予定利回りよりも実際の運用利回りが下回るリスク)
    ●資産運用リスク(保有する有価証券等の資産の価値が予測を超えて変動するリスク)
    ●経営管理リスク(業務の運営上、予測を超えて発生するリスク)
    ●巨大災害リスク(大災害により、死亡・入院などの支払いが多く発生するリスク)
    の総額
    ソルべンシー・マージン比率が200%未満になると、金融庁から行政指導が入るので、200%がひとつの目安だといわれていた。だが、過去には400%を超えていた東京生命の破綻という例もあり、最近では600%以上あることが、求められるようになっている。



    上記にもあるように、金融本などの解説でソルべンシー・マージン比率が200%以上あれば安心と書かれていても、全然安心とはいえないということです。

    過去に破綻した生命保険会社のソルベンシー・マージン比率(破綻前期末の値)

    ■協栄生命(2000年10月破綻)ソルベンシー・マージン比率211%
    ■千代田生命(2000年10月破綻)ソルベンシー・マージン比率263%
    ■東京生命(2001年3月破綻)ソルベンシー・マージン比率447%
    ■大和生命(2008年10月破綻)ソルベンシー・マージン比率26.9%

    大和生命のソルベンシー・マージン比率は、2008年3月時点では555.4%だったということで、破綻直前は26.9%にまで下落していたそうです。
    破綻する時は一気にいくこともあるので、ソルベンシー・マージン比率が高ければ絶対安全というわけではなさそうです。

    ただ、ソルベンシー・マージン比率は高いに越したことはなく、あまりに低い場合は体力が少ないことを意識する方がいいと思います。
    保険会社選びは、投資する株選びよりはるかに重要ですね。





    <生命保険会社の格付け>


    生命保険会社の安全性や健全性は、個人で調べて見極めることができるものではないと思います。
    生命保険契約はとても重要ですので、自分なりにいろいろ調べてみることが大切です。

    1つには「ソルベンシー・マージン比率」を調べることですが、それよりも先に、専門の調査機関の調査を調べておくのがいいと思います。

    生命保険会社の保険財務力や保険金支払能力などを専門の格付け会社が調べて、わかりやすく表示したのが「生命保険会社の格付け」です。
    格付け表示とは、AAAいわゆるトリプルAなどという表記で区分されています。

    【格付け会社5社】
    ■S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)
    ■MOODY’S JAPAN(ムーディーズ・ジャパン)
    ■R&I(格付投資情報センター)
    ■JCR(日本格付研究所)
    ■Fitch(フィッチ)

    生命保険会社を選ぶ際に、客観的な判断をするために上記5社による格付けをチェックしておいて損はありません。
    ちょっと検索すればズラズラっとでてくるでしょう。

    ただし、格付けにせよ何らかの指数にせよ、契約してから先変化していくものです。
    数年先、10年先、20年先にどうなっているかは誰にもわかりません。
    だから保険会社の人やファイナンシャルプランナーに、○○だから絶対大丈夫と言われても安心してはいけません。


    ブログエントリーのタイトルを見て期待させてしまったかもしれませんが、私が思いつく「保険会社の倒産に対する対策」など対策になっていないかもしれません。
    でも、一番大切なのは、「そうした事態になったら…」にしっかりと向き合い、自分なりに考えることです。
    金融本に書かれたことをそのまま信じるのも自由ですが、そうした事態になった時にその本を恨むのはやめましょう。
    検索エンジンで検索して答えを探しても、絶対大丈夫という答えは見つかりません。
     
     
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