ブログパーツ 30歳代からの資産運用~人生設計と資産形成ブログ ver40s  2013年11月
ラミシール

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  • 証券優遇税率が終了する前に行う節税のための株式のクロス取引のメリットとデメリット

     
    もうすぐ12月になります。
    毎年、節税のための取引やクロス取引をだいたい12月に行うようにしています。

    証券優遇税制(=上場株式等の配当等及び譲渡益に対する税率が10%に軽減)が平成26年から終了し上場株式等の配当等及び譲渡益に対する税率運税率が20%にもどることが決まった時には、私は単純にクロス取引をして利益を出しておいて将来にかかる税金を減らしておこうと思っていました。





    <株式の株式のクロス取引のメリットとデメリット>


    「クロス取引」というのは、売りと買いを同時に行う取引のことです。
    ここで行おうと考えていたのは、利益の出ている投資信託や株式を朝一番の成り行きで売却して同時に買い戻すことで利益を確定し、その利益に対する税金が10%のうちに税を払ってしまおうという流れです。

    こうしたクロス取引によって節税効果はあるものの、トータルで本当に得する行為なのかどうかについては長期インデックス投資家の間では既に結論がでているそうで、下記のリンク先に詳しい解説があります。

    ■梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
    証券優遇税制終了前のクロス取引は、将来資産が2.25倍以上にはならないと考える人だけがやるもの

    ■The Goal
    確定申告不要&源泉徴収なし口座の場合の節税クロス取引

    要するに節税効果というメリットと、先に税金を払ってしまうことで投資元本が減るというデメリットを比べた時にどこに分岐点があるのかということです。
    細かい計算についてはよくわかりませんが、年内のクロス取引による損益の分岐点は、将来的に投資元本の2.25倍になるかどうかという点にあるということです。
    理屈の上では12月末にクロス取引をすべきかどうかは、どの程度の投資利回りになるかによるということですよね。

    これを踏まえて、12月にクロス取引をすべきかどうかを考えてみると、明らかにどちらが得とは言い切れないならばどっちでもいいような気がするというのが第一感です。
    アベノミクス相場で株価が上昇しているので多くの方は含み益を持っていますので、こうした悩みを持つわけですが、含み損しかなければ何もしないで税率が上がってから含み損を確定利益にぶつけるべきですよね。
    ということで、含み損をかかえているものは放置します。

    では、含み益を持っているものはどうするかですが、どちらが有利とは言えないのであれば面倒なことはしないという結論になります。
    将来に投資額の2.25倍以上になるのかどうかはわかりませんし、将来の税制もまたわからない以上、実際には答えが出ない問題でもありますので、わざわざ面倒なことはしないでおこうと思います。


    株式の株式のクロス取引のメリットとデメリットについての議論は、税制が変わらぬ限り「2.25倍が損益分岐点になる」という結論がでているわけですから、年末の利益確定売りは想像よりも少ないのかもしれません。
    そうすると年末に一層の株高もあるのかな。

    それにしても「利益確定による課税で投資元本が減ってしまう」といっても、実際のクロス取引は売り買い同額でする人が多いのではないかと思います。
    例えば、10万円分を売却して10万円分を買い付ける形です。

    9万円の投資元本が10万円になった時に売却して、1万円×10.147%%=1,015円が源泉徴収されたとしても、98,085円だけ買い戻す人は少なく、10万円買い戻すのが自然な行為だと思います。
    つまり源泉徴収した分を新規投資するということです。
    この新規投資分はあくまで新規投資なので、既存の投資分のクロス取引については「2.25倍が損益分岐点になる」ということでいいのかな?
    私はちょっと理解できてないかもしれません。






    <リバランスをどうするか>


    私は、例年、年末のクロス取引をするかどうかを悩むときに同時に考えるのは、部分リバランスをするかどうかです。
    今年の取引では、先進国株式が新興国株式よりも高くなっていると考えて、先進国株式から新興国株式に乗り換える方向を進めてきました。
    先進国株式や外国債券を売った時にそのまま買い戻すのではなく、新興国株式にシフトするという形です。
    しかし年末の節税取引をしないのであれば、そもそもこれはできませんね。





    <将来2.25倍以上になるかどうか>


    「2.25倍が損益分岐点になる」ということなので、将来的に2.25倍上になるかどうか悩んでいる人もおられると思います。
    この点については、私なんかは特に悩まないというか考えようとも思いません。
    「投資の利益はおまけ」というのが私のスタイルだからです。

    平成26年度からはNISAがはじまりますが、年末に利益確定して年明けにNISAにシフトするということを考える人もおられると思います。
    売り価格と買い戻し価格がほぼ同じでないと気が済まない方もおられると思いますが、NISAでは新規買い付けしかしない人を除けば、既存の証券口座からNISAにどう移すかを考えると思います。
    こうなると更に複雑になり、年末に売っておくべきかどうか悩むことでしょう。

    私はこの点についても、まだNISA口座を作ってないので悩みません。
    NISA口座は基本的にIPO抽選に参加できる証券会社で開きたいと思っているのでその辺がはっきりするまで、どこでNISAを開くかは保留しているからです。

    専業主婦などサラリーマンでない場合は、一定金額(例えば38万円)までは確定申告するなどして税の還付を受けられますので、損益分岐点が大きく変わってきます。
    実際にはいろいろ複雑で、個々の環境によって違う答えがあるんでしょうね。

    将来2.25倍以上になるかどうかについては、長期投資を志すならばそうあってほしいと思うのが自然です。
    投資期間と期待リターンを計算して判断する人もいるんでしょうね。
    いずれにせよ、証券優遇税制が平成26年から終了するからといって、盲目的にクロス取引が得だと考えるのはよろしくないということなんですよね。
    私も勉強になりました。
      
     
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    定年までに知らないとヤバイお金の話

     
    「定年までに知らないとヤバイお金の話(著者:岡崎 充輝)」を読みました。
    副題は、定年してからの人生の長さは人生の約4分の1.これからの時代は、長生きこそが最大のリスク!?
    帯には、「40代から備えて安心 50代からでも間に合う」となっています。

    40歳代になった私は、早期リタイア(アーリーリタイア)するにせよ、早期セミリタイア(アーリーリタイア)するにせよ、40歳代の間にその土台を作っておかなければいけないなと思っています。

    早期リタイア(アーリーリタイア)を目指すのであれば、定年前や定年後にまつわるお金のことをよく知っておく必要があると思うので、40歳代の人は一読しておく方がよい本かと思いました。


    「はじめに」には、「今、60歳で定年を迎えたとすると、残された人生は20年以上あります。つまり、定年してからの人生が、全人生の4分の1を占めていることを表します。」と書かれておる様に、この人生の残り4分の1の期間を、年金だけで生活することが無理な時代において、人生最大のテーマである「老後」の攻略方法は2つしかないということです。

    ■一生涯働き続けること
    ■お金を貯める

    このうちこの本では、2つめの「お金を貯める」を中心に話を展開しています。


    まず、資産運用に対してどういう風に書いているかを見てみます。

    「資産運用は有効か?」というタイトルで、「資産運用の基本は、分散投資と長期投資、そしてリバランスであり、リスクを最小限にしていくということだそうです。
    もちろん、金融の世界ではリスクとはバラツキのことです。

    【資産運用は有効か?より転記】
    定年後の資産運用は、この長期投資という部分で、すでに運用の基本からそれてしまいます。
    もちろん老後は長いですから、それを踏まえて行動するということも考えられます。
    また、定年後は基本収入が少なくなりますから、現役時代よりも危機耐性が弱くなっています。
    つまり、何かあった時に、運用を中止してすぐに現金化しなくてはいけない場面を想定しておかなくてはなりません。
    結論として、あまりおススメできないのです。



    かなり、強引に定年後の資産運用をあまりおススメできないと持って行っている感があります。
    私も定年後に資産の多くを投資することは考えていないですけど、資産の2割~3割は投資に回そうかと考えています。
    「定年後は積極的な資産運用をあまりおおススメできない」という意味で捉えると私としてはしっくりきます。
    投資も大事ですが、それ以上に定期預金などに目を光らせておくことの方が大事かなと思います。
    とにかく定年頃の資産は今よりう~んと増えているはずなのですから。
    と、定年頃にはそれなりの資産を手にできるのかどうかは、現役時代の土台作り次第ですね。

    この本には、定年後はもしかしたら「お金が増えていかない不安と戦う覚悟」が必要かもしれないと書かれています。同感です。

    私も早期リタイアをシミュレーションした時に感じた事は、みるみる資産が減っていくという事です。
    生活コストを抑えればなんとかなるというものの、数十年後には、税制がどう変わるのか、年金がどう減額されるのか、社会保障がどう改悪されるのか、どの程度のインフレになるのかは、全く想像ができません。
    とにかく、いろいろ考えると不安は尽きないわけです。

    じゃあ、余力をたくさん持てばいいということになりますが、どのくらいの余力があれば安心なのかはやはり分からないです。
    そういう意味では、定年後は「お金が増えていかない不安と戦う覚悟」だけでなく、「お金がどんどん減っていく不安と戦う覚悟」が必要だと思います。
    大切なことは、「甘い見通しは命取りになる」ということです。


    4章の「定年後の保険をどう考えるか」はかなり参考になりました。

    【退職後の健康保険の入り方は3つ より転記】
    今までは、会社の健康保険制度に加入すると、何も考えなくても給料から保険料が天引きされて、会社が保険料の半分を負担してくれたので、何も考えずにすみました。
    定年退職後は自分で判断していかなくてはいけないのです。

    定年退職後の健康保険制度には、大きく分けて3つの選択肢があります。
    ■任意継続被保険者になる
    ■国民健康保険の被保険者になる
    ■家族の健康保険の被保険者になる



    今は、この3つの選択肢があるということを覚えておこうと思います。

    任意継続被保険者については、「退職日の翌日から最長で2年間、退職前の会社の健康保険に継続加入することができる」ということで、退職日の翌日から20日以内に申請手続きが必要なのだそうです。
    定年退職後の健康保険制度をどうするかを悩む時間は、20日もないという事ですから、とりあえず任意継続被保険者の権利を確保しておいてゆっくり考えるというのが実践的みたいですね。


    あと、「介護保険」や「生命保険の見直し」、「相続」などについても書かれています。

               
     
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    個人投資家的な視点で無い「60歳で資産1億円を貯める」

     
    サラリーマンである程度の収入がある人の場合、「60歳で資産1億円を貯める」というのは全く不可能ではないと思っています。
    どの程度の年収があればというのは難しいですが、大雑把に考えてみます。


    【2008年4月19日のエントリーより】 
    過去の検討で考えてきたことをまとめると次のようになります。

    手取り生涯賃金2億円(夫婦合算可)以上ある場合は、「生涯平均貯蓄率50%」で生活できれば、資産1億円をためることができます。

    生涯収入−貯蓄率(60歳までの加重平均)=2億円×50%=1億円」

    「60歳で1億円」は、支出のコントロールを身につければ不可能とは言えないということです。
    個人投資家的な言葉で言えば、「種銭だけで1億円を達成できる可能性もありうる」ということです。



    かなり乱暴な検証に思わず苦笑いしてしまいましたが、本気の検討だったはずです。
    一昔前の生涯年収は2億円~3億円と言われていて、今はそれより少な目だと思うのですが、ある程度の年収があれば生涯年収は2億円以上となる見込みの方はそこそこおられると思います。

    じゃあ支出の方ですが、22歳から60歳までの38年間を、1億円で暮らせるかといえばどうでしょうか。
    我が家の例を考えると、まず住宅費に修繕費等を込みで5000万円、子ども2人の教育費に2000万円とすると、38年間の生活費は100万円未満になってしまうので、はっきり無理だと言えます。

    なんで、38年間を1億円で暮らせると書いてしまったのかといえば、若い時の年間生活費は180万円程度でしたし、今でも240万円程度じゃないかと思うんです。
    家計簿つけてないので実際はわからないんですけどね。
    昔は、給料-貯蓄額=支出額という感じで把握できていたんですが、収入減が多様化してもはや把握できていないです。
    1億円を38で割ると263万円ですからOKとしていたのでしょうが、住宅費と教育費を入れてないですよね。
    改めて修正します。



    じゃあ、「手取り生涯賃金2億円(夫婦合算可)以上」という設定をもう少しシビアに考えてみましょう。
    夫婦ということはツレの収入も加えるべきです。
    扶養家族の範囲内でのアルバイト収入を年100万円とすると、38年間で3800万円になります。
    こうなると随分と資産1億円に近づいてきます。

    2億円-5000万円-2000万円-240万円×38+100万円×38=7680万円

    もちろんこんな絵に書いたようにはいきません。
    あくまで頭の体操程度のことです。



    【2008年4月19日のエントリーより】
    投資系ブロガーの視点だと、この視点は「ほんとなの?」とびっくりしたんではないでしょうか?
    節約系ブロガーの視点だと、「ひょっとして?我家も?」と思われた人もいるでしょう。

    節約系の人は、人生の3大イベントのうち「持ち家」と「こどもの教育費」の費用が大きいために、目先のクリアに必死になるので、そのトンネルを抜けるまでゴールが見えない状況にいます。
    我が家もこどもの教育費に目途がつきそうな、35歳で今の人生資金計画を作成した過程ではじめてこのことに気がついたわけです。
    我が家(=専業主婦、こども2人家庭)に可能性があるなら、独身、DINKs、専業主婦こども1人でも、より可能性があるということです。

    節約系ブロガーさんの中には、「投資してる人は知識もすごいし、お金に余裕がある」と思いこんでいるかもしれませんが、大きな壁を越えてしまえば、強固な土台をベースにさらに前に進めるのは、あなたの方かもしれませんよ。
    ただし投資の勉強は始めた方がいいです

    私がなぜ投資を始めたかといえば、デフレ、円高なら投資をしないほうがましかもしれないけど、インフレや過度な円安になると、いままでやってきた土台(=貯蓄)が台無しになるかもしれないからです。
    でも、たくさんリスクをとる必要はないかもしれません。
    すでに、ローコスト生活を身につけているのですから。

    これまでは物価変動はほとんどなく円の貨幣価値があまり変化しなかった時期を過ごしてきているので、節約系が有利な土壌だった時期といえます。
    ぼくら30歳台はインフレを知らない世代ということです。
    これからはどうでしょうか?
    今までと同じでしょうか?
    そういうことも考えるのが、人生設計だと思います。
    インフレを考えると、同じ「60歳1億円という目標」にも、何によって達成しようとしているかで、実質的価値が大きく違うこともあることに気付くと思うんです。



    はずかしいくらい上から目線で書いています。
    結局何が言いたいのかといえば、「支出のコントロールは強力な武器であり、それができる人は無理に大きな投資をしなくてもなんとかなるんじゃないの」ということでした。
    投資ブロガーがファイナンシャルリテラシーという言葉を振りかざして、投資をしてない貯金バカみないな言い方が流行っていたので、それに対してのささやかな反論という感じだったのでしょう。

    どれにしても当時のエントリーを読み返していると、本気でいろんなことを考えて書いていたんだなと感じます。
    その熱意はどこに消えてしまったのかというくらい、今は覚めてしまっています。

    当時は財布の中のお金も、家の総資産も同じようにシビアな意識を持っていましたが、今は財布の中身は相変わらずシビアな意識が残っていてもっとお金を使おうと無理に意識ししている状態で、家の総資産の方はもうただの数字という感覚になっています。
    だから、60歳1億円も目標というよりもただの数字という感じです。
    どうしても目指したいものでもないし、ただの通過点化もしてないしという感じです。

    どうしてここまで冷めてしまったのかといえば、この6年間の積み上げだと思っています。
    この6年間のうち、最初の3年間は本当に真剣にお金のことをいろいろ勉強し、研究し、実践して、そうした熱い思いをブログにぶつけていて、そこまで熱心でない人をたきつけるような気持ちもありました。
    そうした過程を過ごしその結果今があるわけですが、今は投資よりも、複数の収入源とか楽しいことにお金を使おうとかという方に興味が移っているんですよね。

    この6年間の軌跡により、これから先に一定以上のの到達点が見いだせたということなんだろうなと思います。
    だから飽きたんだと思うんです。

    それともう1つ。
    頻繁に売買しない投資スタイルなのに投資ブログを長く続けるネタが尽きたということだと思います。
    以前はあれも書きたいこれも書きたいと書きたいことがわいてきていましたが、今は正直苦痛に感じることもあります。
    毎日更新を週3回にしてなお、めんどうだと思うことが増えてきているんです。
    手間のかからない投資をしているのに、投資ブログに手間をかけるのは本末転倒ですしね。

    飽きないように工夫しているのが、過去のエントリーの復習です。
    熱かった思いを、冷たい視線で見つめ直すのは、割と楽しいんです。 
     
     




    このエントリーは、2008年4月19日にUPしたものを修正しています。
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    おすすめの投資信託とは(おすすめの投信の正体)

     
    私が分散投資を心掛けて行く中で悩ましい問題として、「個別株で分散投資するためにはかなりの資金が必要になるということ」であり、「手軽に分散投資できる投資信託には信託報酬などのコストがかかる」ということです。
    投資におけるコストは、リターンを確実に蝕みます。
    信託報酬などのコストを負担するくらいならば、そうした負担のない個別株の方が良いと思うわけですが、ライブドア株を紙くずにした私にとっては、分散投資は欠かせない考え方になっていることから、ある程度の信託報酬などのコストは分散コストと捉え仕方がないものとして考えるようになっています。

    これから投資を始めようとする投資初心者にとってどれに投資するかはなかなか難しいことではありますが、ローコストな投資信託もいろいろ出てきているので、挑戦してみるのもいいと思います。




    <投資初心者が投資信託を選ぶ条件>


    個人投資家が投資先を選ぶ際の大原則として、「よくわからないものには手を出さない」さらに言えば「自分が理解できないものに手を出さない」があります。
    証券会社のセールスマンを信じて言われるがままに投資する方もおられますが、自分が理解できているというのは、相手が説明してくれたことに納得すればいいというレベルの事ではなく、ある程度自分で調べて理解しようと勉強する過程が必要です。

    特にセールスマンのおすすめは、そのセールスマンの利益になる商品であることが多いので、同様の投資先でももっとコストが安い投資信託があるかもしれません。
    お気に入りのブロガーのおすすめの投資信託であっても、そのブロガーにとってアフィリエイト収入につながるものであれば、その分を割り引いて見ておく必要があります。
    私もツレの手伝いでアフィリエイトにつながる記事づくりをしたり、商品お試しのレビューを書く記事づくりを手伝ったりしている関係で見えてくることとして、どうしても書く時に好意的な部分が増えてくるものです。

    他人のふんどしに乗っかろうと、得すればいいという考え方もありますが、それなら損をしてもその他人に文句を言わないのが鉄則なのに損した時は他人のせいにしたがるのが人間の性です。
    他人のせいにしてもだれも保証してくれないので、いずれそれも含めて自己責任だということに気が付きますけどね。
    そういう意味では、少額でも構わないので大きな投資額にならないうちに、とっとと投資を始めてみて、良い経験も悪い経験も積んでおくのがいいのかもしれません。





    <投資初心者におすすめの投資信託>


    投資初心者を始めるのにおすすめの投資信託を考えてみると、案外難しいものですね。
    これを買っておけば大丈夫と言える投資信託はないんですよね。
    この投資信託ならば無難かもしれないと思えるものは、結局自分が投資している投資信託ということになります。

    自分でいろいろ調べてみてもいざ投資信託を初めて買うとなれば勇気がいるもので、自分がいつも読んでいるブログでおすすめと書いていたというのが背中を押す材料となることが多いと思います。

    【現在保有している投資信託】
    ・三菱UFJ-eMAXIS新興国株式インデックス
    ・三井住友TAM-外国株式インデックスe
    ・三井住友TAM-SMTグローバル株式インデックス・オープン
    ・三井住友TAM-SMT新興国株式インデックス・オープン
    ・SBI-EXE-i新興国株式ファンド



    どこがおすすめなのかといえば、販売手数料がかからず信託報酬などの保有コストが少な目という点と、インデックス連動型として多くの銘柄に分散されている点です。
    先進国と新興国の割合は自分で判断していますが、そのあたりが面倒だという方もしくはまだよくわからないという方には「バランス型投資信託」というものがあります。
    「バランス型投資信託」というのは、「幕の内弁当」と表現されるように株式や債券、海外資産や国内資産に一定のバランスで投資してくれるというものなので、自分で決めなくてよいという利点があります。

    有名なバランス型ファンドとしては、以下のものがあります。

    ■マネックス資産設計ファンド(育成型)
    ■SBI資産設計オープン(資産成長型)
    ■「eMAXISバランス(8資産均等型)」
    ■セゾンバンガード・グローバルバランスファンド





    <おすすめ投資信託の正体>

    なぜあなたはおすすめ投信の正体に気づかないのか
    含み損の生じた投信を抱えている個人投資家は、なぜ買ったのか胸に手を当てて思い出してほしい。動機のひとつとして、自分は運用の初心者だから手軽に買える金融商品にしようと投信を選んだのではないだろうか。そして、おそらく半数以上の方は店頭に出向いて銀行や証券会社の勧める投信を買ったはずだ。もしそうだとしたらすべて売り手のシナリオ通りである。あなたは投信の売り手からみるとネギを背負ったカモである。



    上記に「初心者におすすめの投資信託」と書いておきながら、おすすめの投資信託についての注意点と書くのは矛盾していますが、「おすすめの投資信託」と冠がつくもののについての注意点を今一度おさらいしておきたいのです。
    それは上記引用文書にもあるように「売り手のシナリオ」を読むことの大切さが重要なのだということなのです。

    自分が勉強して買った投資信託より、証券会社のセールスマンおすすめの投資信託がの方が上がることは普通にあります。
    そもそも事前にどの投資信託がどれだけあがるのかなど誰にもわからないのです。
    だから、証券会社のおすすめの投資信託は買ってはいけないと言えないですし、必ず自分で勉強した投資信託を買わなければいけないというものでもありません。

    私の経験上、他人のふんどしに乗っかって選んだ投資先がうまくいかなかった時に、「どうで間違えるにせよなぜ自分で勉強して選ばなかったのか」という強い後悔を感じました。
    他人のおすすめ投資信託に投資するという判断も当然自己責任なわけですので、「なんで自分で勉強しなかったんだろう」という部分が後悔になるんです。

    他人のおすすめ投資信託に投資するかどうかは自己責任で判断すればいいことではありますが、その人が「おすすめする理由」を想定して割り引いて判断すべきだと思います。

    ・大人気だから
    ・○○というデータを見せて、これから成長していきますよ

    他に人が買っているとか、売るのに都合のいいデータを見せるなど、証券会社にとって利益の大きい投資信託の販売が優先されるという視点を常に持っておくことが大切です。
    銀行や証券会社はボランティアではないし、別に私たちの資産が増えようが減ろうがそれほど関心があるわけではなく、いかに手数料を落としてもらうかという「金融商品を売る」という仕事を淡々とこなしているだけと見ておく方が良いということです。

    個人ブログでもアフィリエイトができる投資先については、おすすめと書かれることがあります。
    例えば、投資商品の中にはアフィリエイトができるものがあり、おすすめとされていることがありますが、そのからくりとしては口座開設などをするとそのブロガーにアフリエイト収入が入るということです。

    カミングアウトしますが(しなくてもご承知でしょうけど)、我が家ではブログでアフィリエイトもしているので、書き手としてエントリーにからめながら収入につながればいいなという気持ちをいくらか持っています。
    基本的にどうでもよいものをアフィリエイトするというよりも、自分が良く知っている範囲で情報としてアフィリエイトも併用するという感じではありますが、やはりそのアフィリエイトに対して成果につなががりやすい書き方になりがちになるというバイアスがかかるものです。

    「アフィリエイト=あやしい」と決めつける必要はありませんが、私のようにどうせ開設するんだったら私のところを経由してほしいなという気持ちから、あまり悪いことは多く書かないというバイアスが働きやすいということも、頭に入れておくといいと思います。
    投資信託に限らずAmazonなどのネット販売については、店舗を持たないためにWebでのアフィリエイトが販売戦略の中心になっているものも多く、ネット時代には既にあまり前の広告手法なので「アフリエイトがあるから、イコール怪しいでは決してありません」。
    あくまで書き手としてのブロガー側にそういうバイアスがかかりやすいという意味です。念のため。


    おすすめの投資信託の正体とは、「売り手にとってのおすすめ」であるというバイアスがかかりやすいということを割り引いてみることが大切だという意味です。



       
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    IPO M&Aキャピタルパートナーズ(6080)当選 初値に期待

    IPO M&Aキャピタルパートナーズ(6080)当選しました。
    今年、10種類目のIPOゲットになります。

    M&Aキャピタルパートナーズは、頭にM&Aとあるように企業の買収・合併などの仲介事業を営んでいます。


    上場日は11月20日で公開価格3,000円です。
    市場は東証マザーズということもあり、しかもオーバーアロットメントを含めても1725枚と少な目なのでプラチナIPOではと個人的にかなり期待しています。
    初値に期待したいです。




    ■上場1日目(11月20日)

    M&A(合併・買収)の仲介事業を手掛けるM&Aキャピタルパートナーズ が20日、マザーズ市場に新規株式公開(IPO)した。公募価格3000円に対し買いが先行し、初日は売買が成立しなかった。この日は、公募価格比2.3倍の6900円買い気配のまま終え、差し引き約43万株の買い注文を残した。



    MA.jpg

    プラチナIPOといってもよいM&Aキャピタルパートナーズ(6080)は初日は寝付かずでした。
    残念ながら板を見ることができませんでしたが、持ち越し時点で、買い:売り=1: 9.5というのは明日もかなり期待できそうです。

    M&Aキャピタルパートナーズの話題をあまり聞かないのですが、そもそも当選した人がほとんどいないような雰囲気で、本当にラッキイでした。
    じけんなどかすりもしなかったのにね。
    最終気配値の売り50900株というのは、枚数にするとたったの509枚なんですよね。

    今日初値が付いたANAPは、公募比5.1倍もの初値が付いた後、下がりに下がっていきセカンダリーが残念なことになっていたようです。

    一方同時上場のメディアドゥ(3678)の方がすごくて、持ち越し時点で、買い:売り=1: 20ですので、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)の方が先に寄りそうですね。
    初値上昇という吉報を待ちます。
     



    ■上場2日目(11月21日)

    20日にマザーズ市場に新規株式公開し、初日を買い気配のまま終えていたM&A(合併・買収)の仲介事業を手掛けるM&Aキャピタルパートナーズ がきょう午前、ようやく初値を形成した。公開価格の3000円に対し、3.3倍の1万円だった

    <3678> メディアドゥ 14770カ -昨日マザーズ市場に上場し、上場2日目となる本日は公開価格の約3.6倍となる初値11770円を付けた。同社は、電子書籍を中心としたデジタルコンテンツのモバイル端末向け配信、販売システムの提供、販売サイトの運営業務などを展開する。電子書籍関連やLINE関連などのテーマ性が意識され、初値形成後も短期資金が向かい上値追いへ。なお、同社の強い動きが刺激材料となり、M&Aキャピタル<6080>やANAP<3189>なども持ち直しの動きとなっている。



    M&Aキャピタルパートナーズが10:25分に公開価格の3000円の3.3倍の1万円で初値が付きました。
    枚数が少ないプラチナIPOと勝手に思っていたので、初値が付くのは後場かなと想像していたのですが、メディアドゥとの同時上場のためか、それほどでもなかったということでしょうか。

    今日の終値は9,600円ですので、セカンダリーのお祭りもなかったみたいです。
    初値高は初値売り派にはありがたいですが、やはりセカンダリーあっての初値でもありますので、この流れは気になります。

    M&Aキャピタルパートナーズ以降は、全くかすりもしない状態となっていて、やはり運しだいだなと感じます。
    あきらめずに全力で参加していきます。 
      
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    60歳で1億円は本当に必要なのか?

    40歳代に入ってすぐに感じた「60歳で1億円は本当に必要なのか?」という自問について、現在のステージ(一応45歳まで)で答えを出したいと考えていたことから、最終年のスタートである44歳時点で再考してみます。




    <60歳で1億円は本当に必要なのか?>


    そもそも「「60歳で1億円は必要」は誰が言ったのかですが、私が言いました。
    投資を始める頃ですので約10年前に立てた目標です。

    この自問に対しての答えは実は出ています。
    結論を言えば「必要ありません」が、目標を下げる必要もありません。


    【2009年12月5日のエントリーより】
    住宅ローンや子供の養育費が目の前の目標である段階では、そこから遠い将来の最終的な目標はさほど精査せず、ちょっと背伸びしたくらいの目標を掲げるのはよいと思います。
    これまでこのことは、ある程度シュミレーションはしたものの、さほど真剣に考えてはきませんでした。
    次の目標が「老後」という段階では、象徴的で適当な目標ではよくないと思っています。
    「老後の生活費」というのは、資産形成でいえば最終目標です。
    それ以降は、「死」ですから、その時の資産残高が多くても意味はないです。


    我が家の場合は、実質的に最低限クリアすべき60歳3000万円+公的年金+個人年金を既にクリアしているので、老後の目標も象徴的で良いと今は思っています。
    娘の教育費が予定の1000万円の倍かかったとしても、60歳1億円の目標ならば余裕で吸収できます。
    これまでの頑張りで既に巡航速度を保っているので、アクシデントがなければ無理することなくいけそうです。


    「60歳までに1億円つくる術(著者:内藤忍)」

    >本書「60歳までに1億円をつくる術」は、実はお金をつくる術ではなく、お金に使われない術である。

    >将来のお金をつくるだけでは、結局現在の生活を犠牲にしてお金に振り回される人生になってしまいます。お金を今使うのか将来使うのかを考えるのが投資です。残念ながら、多くの日本人はお金を将来に使おうと考えて、結局使いきらないまま人生を終えます。そして残された人たちにお金と不幸を残していくのです。必要なのはお金に使われない方法なのです。



    「60歳までに1億円をつくる術」は、20代や30代に始めてほしいこととして、目標を設定し、「収入を増やす」「支出を減らす」「長期分散投資」の3つのアプローチからやるべきことを決めれば、あとはそれを淡々と実行するだけということを主題としています。

    「収入を増やす」「支出を減らす」「長期分散投資」を淡々と行えば60歳までに1億円になるというわけではないと思います。
    我が家では基本的にはこの3つを軸にしてい資産形成を行い60歳までに1億円を目指しています。
    ただこの本で言うような高い期待リターンを計算にいれているわけではなく、投資のリターンはおまけとしてゼロカウントにしているという違いがあります。
    年7%などの高い期待リターンを並べればいくらでも目標をあげられるわけで、こういう考え方は好きではありません。



    【2009年12月5日のエントリーより】

    資産形成を考える上で、ある程度の段階までは「がむしゃらに」という形容詞がつくのはありだと思います。
    仕事も、支出をコントロールするのも、自分なりに工夫して資産形成に結び付けるようにとことん模索するという時期は、絶対必要とまでは言いませんが、資産形成を目指す多くの人が通る道ではないでしょうか。
    そうして「投資」や「投棄」が可能な段階になって、リスクをとりながら増やす事も考えて行くという流れが自然です。

    最初から「投資で増やす」なんて考えて、仮に20年で10倍にできたとしても、種銭が数十万円であれば数百万円です。
    投資で成功しても人生においてさほど寄与できないのであれば資産形成的に成功の度合いはかなり薄れてしまいます。ですので、種銭を増やす事の重要性は言うまでもありません。

    将来のお金をつくるだけでは、結局現在の生活を犠牲にしてお金に振り回される人生になってしまいます。
    我が家の場合、子育て費用は最重点項目でしたので、現在の生活を多少犠牲にすることをいといませんでした。
    どのみち、こどもが小さいうちは「たくさん目をかけてあげたいし、そうする必要もあった」ものですから。
    それは「自分」というものを犠牲にしたという見方もできます。

    しかし、老後ということになると、「自分」そして「夫婦」ということですから、現在の生活を必要以上に犠牲にするのは本末転倒です。
    そのことは、ここ数年ずっと考えてきました。ゆえに、「支出を抑制は緩めている」流れです。
    資産形成を本題にしたブログを書きながら、その肝となる「節約術」にはほとんどふれていないのは、現在の生活が支出を絞る方向に向かっていないから書く気がしないのだと思います。



    今も「支出を抑制は緩めている」という流れの中にいます。
    でも、計画以上の資産形成はできています。


    「60歳で1億円必要なのか?」

    以前は、統計データから「生活費×寿命で1億円…」という根拠をつくったり試行錯誤をしていました。
    「これからどういう生活をおくりたいのか」というエッセンスをいかに組み込むかということが一番大事なんですが、娘たちが巣立つまでまだまだ想像できないというかまだまだ今が大事な感じです。
    それでいいんだと思います。
    別に目標に根拠がなくても、1億円あればかなりのことができますし、いざとなれば孫に贈与してもいいと思えるようになりました。

    今の物価水準であれば、60歳で1億円が過大すぎる目標だと思います。
    インフレが進めばそうでもありません。
    現在は年2%のインフレ率を見込んでいますが、1億円の価値も変化するんですよね。
    ここの基準がみなさん異なるので、1億円の意味も価値も同じ土俵であたり合うことが難しいんです。
    年7%の期待リターンが見込める世の中のインフレ率はいかほどのものなのでしょうかを想像していくと1億円にもいろいろあることも同時に想像できると思うんです。


    今は今の生活の中で今まで以上に楽しみを増やす事を強く意識していきたいと思います。
    そして早期リタイアや早期セミリタイアという生き方の模索もしていきます。
    更には「今の仕事をつづけながら出来る楽しみ方を実践していきたい」ですね。






    このエントリーは、2009年12月5日にUPしたものを修正しています。
     
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    投資における余裕資金とは、待機資金とは、投資のタイミングとは

     
    人生設計本や投資本などでは「投資は余裕資金でやりましょう」と書かれていることがあります。
    ひょっとしてこれは常識?というくらいよく見かけるフレーズです。
    この言葉を見るたびに一体「余裕資金」って何なのと聞いてみたくなります。




    <余裕資金とは?>


    「余裕資金とは?」と問われればどう答えたらいいのでしょうか。

    ・当面使わないお金
    ・長期間使用する予定の無いお金
    ・当面生活費に充当しないお金
    ・投資した際に損失を被っても、生活に困らないお金
    ・資産形成のために投資に回せるお金
    ・生活防衛資金を超える分が投資の世界での余裕資金
    ・当面使う予定が無く、いつでも引き出せるお金

    などという感じでしょうか。

    我が家でも当面使わないお金はあります。
    例えば、子どもの教育費がそうでしたが、数年後には使い始めることになります。
    さてこれを余裕資金というべきでしょうか。

    「余裕資金がある人はそういない」と思われます。
    人生の3大出費である「住宅」「教育費」「老後の生活費」を限られた収入からねん出していくわけですから、常に貯金し続けなければならない人がほとんどです。

    そうすると「投資は余裕資金でやりましょう」というのはどういうことなのでしょうか。
    良く聞く考え方としては、「使い道の決まっているお金=元本保証へ」そして「使い道の決まっていないお金=余裕資金=投資へ」という主張です。

    では今は使い道が決まっていないお金をもっている人はどれほどいるのでしょうか。
    我が家の場合で言うと、長女の教育費は数年後から使い始めるわけですが、それまでは使い道が決まっていないから余裕資金だと考えるか、これは教育費だから余裕資金ではないと考えるかに分かれるでしょう。
    次女の教育費はその3年後になりますので、しばらくは使わないお金だと言えますが、これは余裕資金なのでしょうか。
    このあたり、人によって意見が分かれます。


    遠まわしになってしまいましたが何が言いたいかといえば、「投資は余裕資金でやりましょう」といってもどういうことなのかということです。
    3年後に使うお金ならば、3年間の中短期投資をするといいのでしょうか。
    6年後に使うお金ならば、6年間の中期投資をするといいのでしょうか。
    でも、3年後や6年後に大きく減らしていてはいけないお金であればリスクは取るべきではないという考え方になると思われますが、これだといつまでたっても投資は始めることはできないですよね。

    我々普通のサラリーマンが投資を始めるならば、3年後から1千万円の教育費を使う予定で貯めたお金のうちいくらなら投資に回してもいいのかを自己責任で考える必要があります。
    我が家では、「生活防衛資金」を貯めてから投資をするを基本にしてきました。

    (関連するエントリー)投資を始める背中を押した本「投資戦略の発想法」と生活防衛資金

    何年分の生活費とするかは別として生活防衛資金を確保してから投資を始めるという考え方は、解りやすいと思います。
    ただし、子どもの教育費などは含まれていないわけですから、ある時期にくればそれも見越しておかなければいけません。

    一方で、分散投資を心掛け投資金額の半分以上減る可能性が極めて少ないという投資スタイルであれば、最悪の場合として半額になっても教育費が確保できていればいいという考え方もあります。
    また、サラリーマンですから貯金可能額の半分を教育費として貯金し、半分を投資にと振り分けて、10年後には教育費が貯金できていればいいという考え方もあります。
    「余裕資金」には人それぞれいろいろな考え方がありますが、最悪の場合の想定が一番大事だと思います。




    <待機資金とは>


    投資でいう「待機資金」とは、投資に振り向ける予定の資金のうちまだ投資をしていなくてキャッシュで待機しているお金のことを言います。
    「余裕資金」との違いは、投資に振り向ける予定の資金であることと、すぐに投資に回せる状態である必要があることです。

    待機資金は、投資に振り向けるという色をつけてわけですので、投資のタイミングを図る上で重要な資金となります。
    相場が急落した時のために待機資金をプールして置くと考える人は多いですが、待機資金は活用されない資金になってしい機会喪失の可能性があるという悩ましい面もあります。

    私が目指す投資は、とにかく高値圏では投資をしないことが最重要としています。
    逆に言えば、安値圏で投資をするというものです。
    いつが高値圏で、いつが安値圏なのかを判断できる目は持っていませんし、これといって明確な基準は持っていません。

    今は、私の中ではアベノミクス相場の高値圏と考えていて、新規投資はほとんどしていませんので、待機資金がたまる一方です。
    既にこれまでの投資額以上の待機資金がプールされていると考えているのですが、臆病なので安値圏になっても実際はそれほど買わないような気がしています。





    <待機資金の発動の条件とは>


    待機資金で投資をするのは安値圏といいつつ、いつが安値圏かはよくわからない私ですので、待機資金の明確な発動条件は持っていません。
    ただ、イメージは持っています。

    その1つは、IPOの盛り上がり度合いです。
    IPO抽選参加を続けてきた経験から、景気の良い時は新規上場会社が増えて初値も上がりやすく(=IPOが盛り上がる)、景気の悪いときは新規上場会社が極端に減って公募割れが目立つ(=IPOが盛り下がる)傾向があります。
    IPOが盛り上がってる時は、高値圏であり、投資に回すよりもIPO抽選資金に回すことに楽しみがあるので投資をしようという気持ちはほとんどありません。
    投資を始めた頃は、置いていかれないように必死に市場を見て追いかけていましたけど、そんな気持ちは消え去っています。
    IPOが盛り下がる時は、IPO抽選資金もそれほどいらなくなるので、投資に回しやすくなります。

    2つめの指標は、自分の投資成績です。
    投資成績がプラスになっている時は投資を控えめにし、投資成績がマイナスになっている時は投資を行うというものです。

    3つ目の指標は、投資ブログの栄枯盛衰です。
    景気のいい時は新しく投資ブログを立ち上げる人が増えてきます。
    市場が急落してくるとそうした投資ブログがどんどん消え去っていきます。

    この3つの指標の利点は、市場をウオッチする必要がなく、ライフワークの中で自然に目にするということです。
    もちろん景気のサイクルですから、7年とか10年周期という大きな流れの中のことです。
    私の投資で一番大切にしていこうと思うのは、「高値で買わない」ということです。
    高値つかみをして大暴落を迎えた時の精神的なダメージは非常に大きいもので、どこまで下がるか見当もつかない大暴落時に買うという気持ちが萎えてしまいます。
    だから「安値で買う」よりも「高値で買わない」ことを大切にしていきます。
     
     
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    2006年の投資を振り返る


    ブログの開始から2006年末までを、自分でつっこみを入れながら振り返ってみます。
    2006年までの投資で特徴的なことはこの6つです。

    ■毎日、為替や株式指数などをチェックしていました
    ■夫婦がお互いの投資行動を知っている⇒透明性
    ■外貨MMFを毎日買い付け⇒時期分散?でも…
    ■2004年10月に外国債券を初購入
    ■タクティカルアセットアロケーション戦略を目指す
    ■支出のコントロールで1億円


    (特徴的なエントリー)タクティカルアセットアロケーションと澤上さん(2006.11.2)

    ・基本形は内藤忍さん流ですけど、思考は澤上さん流をめざしています。
    ・澤上さんのいう「株から債券へのシフト」的なことを実践でやっていきたいんです。⇒タクティカルアセットアロケーション 

    当時はアセットアロケーションを考えるのが好きで、けっこうはまっていました。
    その上でタクティカルアセットアロケーションを実践したいという強い思いがあって、それは今でも同じです。
    全然上手くいっていないんですけど、そういう風に考えることが好きで、それでミスにつながっても別にいいと思っています。
    もう投資に頼る資産形成をする必要性が随分薄くなりましたから。



    老後の資産運用について
    続・老後の資産運用について

    ・このブログの趣旨は、投資ばかり書いているけど、将来資金計画ってのが主テーマ。
    ・老後のマネープランを立てなかった人は55%、50歳代は24%、40歳代は15%、30歳代以下はわずか3%
    ・投資ははじめてみると、ほぼ全員が、もっと早く始めればって思う
    ・投資の勉強なんていつからでも遅くはないと思うし、投資に頼らずともシンプルに生活していけば充分満足のいく老後はおくれると思うんです。
    ・老後の準備というか、人生資金設計は完璧なものでなくても、早めに持っておいたほうがいいと思うんです。なぜかというと、「意識すること」が非常に大事だからです。 

    ここではマネープランの重要性を説いていますが、当時の我が家のものはマネープランとは言い難かったはずです。
    こういう書き方をするので、なんでも計画的に物事を進めていると思われがちですが、実は「まずやってみて、その結果から将来を類推する」というスタイルです。
    だから、「あとから理屈付けする事が多い」んです。
    どちらにせよ、実践と理屈がごちゃ混ぜになってそこから方向性が見出すタイプだ思うので、自分は計画性がないと嘆いている人がいれば私のような混沌としたやり方もあるのではと答えます。

    当時「投資カテゴリーで、節約で一億、頑張ってください。」とイヤミ的なコメントをいただいていました。
    このコメント主にとっては、支出のコントロールより投資の方がはるかに上であると、そして私の控えめな投資に対しての憐れみを感じていたんだと思います。
    私からすると「投資と支出のコントロールの2本立て」はとても相性がいいと思うわけで、投資だけでなんとかしようというのは、資産形成力の分散を考えてももったいない気がします。

    「続・老後の資産運用について」の方のエントリーを読むと、はずかしくなりました。
    改めて自分が「猪突猛進型で出血してから考えるタイプ」だという風に思いました。
    それから懲りずに多くの失敗をしましたが、今、こうして多少のゆとりをもてているのですから、結果的には悪くなかったと思っています。
    小さい子供がストーブを手で触って「アチ!」とやるようなことを繰り返していくのです。



    あらためて分散投資を考える">あらためて分散投資を考える

    ・分散投資というのはリスクを減らす手法です。(リスク減=期待リターン減)
    ・「分散投資=投資の成功」ではなく、長く投資をつづけるための負けにくい戦略ってことだとおもいます。
    ・外貨MMF⇒日本株個別⇒中国株個別⇒新規外国債券⇒FX⇒日本株インデックス⇒投資信託(日本、ブラジル)、海外インデックスファンド(米、欧州)⇒既発外国債券の順に分野を広げてきました。(その後、⇒海外ETF)
    ・これまで自分を考えると、いくつもの失敗を重ねる毎に失敗を恐れる投資家になりつつも、新たな挑戦を忘れない部分も持ってるチキン投資家って感じでしょうか。
    ・でも、いろいろはみ出したこともあるけど、当初から「変わらぬ心」があります。それは、やはり「資産を目減りさせない方法の追及と実践」です。
    ・外貨に投資するのは「大幅な円安に備えて」、株式に投資するのは「大幅なインフレに備えて」
    ・そうはいっても、リスクをとるワクワク感って、どうしようもなく求めちゃうんですよね。

    私の投資の変遷を思いだしてしまいました。
    いろんな投資に手を出しているわけですが、これらは現在も保有しています。
    それら1つ1つの実践からいろんなことを学びました。
    これらは投資手法の区分であり、根幹はそれらの資産配分(アセットアロケーション)であるということです。

    アセットアロケーションには、その人の考えかたやその人の人生観が反映されると思います。
    アセットアロケーションを設計するという事は、どのリスクを取るのかを選ぶということです。
    だからこそこのような多様な投資商品を1つの塊として考える事ができるのだと思います。



    長期投資?中期投資?短期投資?

    ・一瞬でも間違えば大怪我の情け容赦ないのが相場…ゲームのようにリセットはない。
    ・自分の感覚だけだと、情報の中で、自分の都合のいいとこだけを読もうとするってことに気がついたので、指標をベースに「独自の客観的判断基準」を設定してみた。
    ・結論、「日本株=中期、中国株=中期、外貨=長期」の方針で来年も行く。

    これもかなり恥ずかしいエントリーです。
    「自分の都合のいいところだけ読もうとする」という部分は、とても大事な視点だと思うようになりました。
    当時のことがきっかけかどうかわかりませんが、「人間って本当は自分のやりたい事があってあとからそれに合う理屈を引っ張って来る生き物」ではないかと思うんです。

    そう考えると、理屈を並べている奥にある「その人の本質・本音は何か」を想像することが面白くなります。
    最近、このブログでは理屈の論争はできるだけ回避しようと思っています。
    人それぞれ価値観が異なるわけですから、引っ張って来る理屈もそれにあったものになります。
    相手に自分の価値観を否定されればそれに対抗する理屈を引っ張って来る、それがお互い激しく衝突してどちらかがどちらかを凌駕し屈服させるまでつづく、はっきり言ってめんどくさいです。

    過去、論争になったこともありましたが、後味の悪さが残っただけでした。
    「その人の本質・本音は何か」を想像して、その人の持つ価値観を想像することを意識しだしてからは、ブログ運営がずいぶんと楽になりました。



    来年のアセットアロケーションに向けて

    ・理想配分っていっても安全資産で65%でリスクは取れていない。実際の配分は79%でなおさら。
    ・ライブドアショック前に比べたら、安全運転すぎますね。
    ・今のバランスは教育資金を配慮したものなんだけど織り込んでしまいつつあるので、今後新たに貯蓄される資金は、リスクマネーが主になってくる。簡単に言えば、今後加速度的にリスク投資額が増えてくるという計算になる。

    当時は「生活防衛資金+教育資金」を確保したらそれ以外はすべてリスク資産とするという考え方でした。
    「投資をするなら生活防衛資金を貯めてから」という投資戦略の発想法に出てくる考え方が、当時の私の本音に最も近い理屈だったからです。
    これだけ万が一のことを考えているのだから、リスクをとっても問題ないという思考です。

    少し視点をずらして見てみると、「生活防衛資金等さえ確保したら、どんだけリスクを取っても構わない」という考え方なんだねということです。
    でも生活防衛資金の定義がそれぞれ違うわけですから、この考え方だと生活防衛資金が本当に生活防衛してくれなきゃダメなんです。
    他の人が2年分の生活費と言ってるからって、もうすぐ子どもが大学に進学する家庭がそれでいいのかとか、常に問い掛けないと危ない考え方だと思います。



    失敗ばかりの投資から、進化できるのか?

    ・過去の失敗で授業料を払ってきた分タダでは起きないと心に誓い、同じ大きなミスをしたら、「その分野は撤退するという背水の陣」だったりするわけですよ
    ・FX初めて3日ほどで約7万円が消えたんだ
    ・もっと反省すべきなのは、一気にポジションを作ったこと。これは自殺行為だった。株でもそうだけど、余力と時間分散の大切さを真剣に考えるきっかけになったよ。
    ・最大の反省ごとが、今年1月のできごと。去年の日本株のなんでもOKラリーで調子に乗って、挙句の果てにライブドアを700株も保有したから…結果は想像できるでしょ。ソフトバンク他も全部損切りしました。かあもさんは、この全銘柄損切りのクリックは指が震えたと。
    ・まだ失敗はするとは思うんですけど、「同じ大きな失敗をしたら撤退」って考えてる。 


    FXでの大敗、ライブドアの上場廃止という情けない経験をカミングアウトしていますが、この程度が失敗と言っていることに苦笑いしてしまいました。

    「失敗ばかりの投資から、進化できるのか?」という問いに対して、現段階での答えは「進化できなかった」と答えます。
    ここはやってはいけない、この意識はいけない、これに関しては自分には適性がないなど、実践の中で消去法的な振り分けを行った残りが現在であるという感じです。
    これは進化というより選択です。

    行きついた1つの答えは「生活防衛資金等さえ確保したらどんだけリスクを取っても構わない」という考え方で運用できる器ではないということです。
    投資額が増えていくと家族に大きな迷惑をかけかねないという怖さを感じています。






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    個人投資家のマネー運用で守りたい5つの原則

    経済評論家の山崎元さんが10年以上も書かれていた「マネー経済の歩き方」が最終回となりました。
    最後の連載として自らマネー運用を行っている方のために「個人のマネー運用で守りたい5原則」が掲載されていて、末永く通用する資産運用の心得をメモしておきます。

    第1条 余計な手数料を払うな。
    金融業者に払う手数料は「確実なマイナスリターン」だ。「国内株式」「外国株式」のように、同じ資産クラスに投資する商品同士を比較した場合に、「手数料が高いけれども、運用がうまい」という商品は、事前には見つけることができないのが現実だ。
    手数料には、商品の購入時にかかる販売手数料と、運用期間中にずっとかかる手数料(投資信託では信託報酬)の2通りある。両方を合わせて1年間にかかる手数料が運用額の1%を超えるなら「高過ぎる!」と認識しよう。


    個別株なら売買手数料がかかりますし、投資信託ならばノーロードを選択しても信託報酬等のコストがかかります。
    期待リターンが4%程度なのに、コストが1%もかかるようでは何をしているのかわかりません。



    第2条 リスクの集中を避けよ。
    効率がいいと思う資産に投資を集中したくなるのが人情だが、分散投資の有効性を軽視しないほうがいい。特に、株式に投資する場合は、業種の分散も含めて、投資対象を分散するほうがいい。プロのファンドマネジャーの仕事をしていても、分散投資のおかげで窮地に陥らずに済んだと思う場合が時々ある。分散投資は投資家自身の努力でできる投資内容の改善だ。


    分散投資の重要性は、投資を始めて1年以内に感じました。
    ETFや投資信託は信託報酬などのコストがかかるのが嫌で、当時が一定額までは売買手数料が無料の証券会社があったので個別株投資から始めました。
    個別株で分散するのは難しく、多少の信託報酬は分散コストとして許容するようになりました。



    第3条 金融マーケティングを解毒せよ。
    運用商品のマーケティングは、年々巧妙になっている。投資理論には、行動ファイナンスと呼ばれる心理学を応用して投資家の非合理的な行動を研究した分野があるが、近年、これが運用商品の開発や商品の売り方にあって、投資家から見ると「悪用」されているように感じる。
    例えば、毎月分配型の投信は、年1回分配の投信よりも、課税が早まる分だけはっきり損なのだが、分配金が頻繁にあることの刺激の心地よさや、過去の分配金の安定を運用全体の安定性と誤認するような心理などに影響されて、金融リテラシーの低い投資家(高齢者が多い)によく売れている。


    毎月分配型の投信について様々な誤解は、投資家側の勉強不足によると思われますが、これがなかなか理解できないのが実情です。
    コストにうるさいインデックス投資家ならば自明と言えそうですが、実際コストを気にする投資家は少数派なのではないかと思います。



    第4条 長期的に妥当な運用から逸脱しないほうがいい。
    ここしばらく、いわゆる「アベノミクス」の効果で株式投資や外貨資産への投資が報われているのは、結構なことだ。経済政策としてもおおむね適切だ。思うに、当面の投資環境も悪くあるまい。
    しかし、多くの人に「よい投資環境」が認識されれば、株価などの市場価格は、これを織り込んでしまい、その後の変化は、新しく発生する情報のみに影響される場合が多い。端的に言って、自分の相場観を信じ過ぎないほうがいい。環境がいいと思う場合も、悪いと思う場合も、「長期的には、このような運用がいい」と思われる運用からは大きく逸脱すべきでない。


    自分の相場観を過信して痛い思いをしたことがあるので、これが一番悩ましい問題かもしれません。
    そうはいいつつも投資のタイミングを考えるのは楽しいことでもあり、積立投資のような機械的な投資に踏み切れないでいますが、長期的な景気の波動を意識していきたいと思っています。



    第5条 お金の問題では利害のある他人、特に金融マンや運用商品を紹介するFP(ファイナンシャルプランナー)を信用するな。
    あまりにも多くの場合、真に怖いのは、マーケットのリスクよりも、利害をもって関わる「人間」だ。他人を簡単に信用するな。


    これが山崎元さんが一番言いたいことじゃないでしょうか。
    要するに「自分が理解できない商品に投資をするな」という一番大事な視点につながることです。
    しかし、迷いがあればどうしても他人の意見が気になります。
    自分の投資スタンスが見つかるまで瞑想はつづくのでしょうね。
     
     
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    2013年10月末時点の投資成績


    秋口になる10月から11月にかけては市場が軟調になる印象を持っていますが、今年はなかなかしぶといです。
    10月はあまり変動がなかったですね。

    <2013年10月のリスク資産の成績>
    ■今月の損益    ▼205,331円
    ■年初来損益  +4,970,112円



    そういえばNISAの申し込みを未だにしていません。
    まだちゃんと調べていないというのもありますが、いまだこれといったものがないという感じです。

    10月が軟調ならば買いたいなと思っていましたが、市場は全く見ていなかったので何もしていません。
    ヤフーニュースのトピックスくらいしかチェックしていませんが、逆に細かい市場の動きに左右されにくいので、そういうスタイルでやっています。

    これからIPOのラッシュだということで忙しくなりますが、盛り上がっている分当選確率も下がるので、運を天に任せたいと思います。

     
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    投資と現金・キャッシュポジション(キャッシュポジションの意味)

      
    投資を行う上で現金(キャッシュ)をどの程度確保しておくかは、投資戦略を考える上で重要な話です。
    キャッシュで置いておくことを機会喪失ととらえる考え方や、キャッシュを大暴落時に備えて確保しておくという考え方そして生活防衛としてのキャッシュをどれだけ確保するかなど、キャッシュポジションのコントロールはその人の考え方がはっきり出てくるのだと思います。


    【キャッシュポジションの意味とは?】
    キャッシュポジション(CP)の意味とは、投資資金の中で投資に回していない手元にある資金(手持ち資金)のこと。
    市場の動向により、投資金額を抑えてキャッシュポジションを高めたり、全資金を投資に回してキャッシュポジションをなくすなどといった状況に応じて手持ち資金をコントロールすることをキャッシュポジションコントロールという。

    このためキャッシュポジションは手持ち現金だけでなく、銀行預金やMRF、コールローンなど流動性の高く即時換金性のあるものでなければならない。



    キャッシュポジションをコントロールするということは、いわば「お金に色を付けるということ」でもあります。
    これは投資に限ったことではなく、例えば個人事業主における資金繰りにもでてくる考え方で、事業を運営するのに必要な現金がなければ事業そのものが継続できなくなり黒字決算でも倒産してしまいます。
    投資の場合キャッシュポジションがなくても破産はしませんが、自らの投資戦略の継続に支障が出る可能性があります。

    上記は狭義の「キャッシュポジションの意味」ですが、広義にとらえると現在と将来の生活費などを含めた家計全般そして総資産の中でのキャッシュポジションの割合をどうするかという視点も大切です。




    <6年前のキャッシュポジションと今>

    【2007年5月3日のコメントから】
    香港の有名な投資家いわく、「正しいと思っても、必ずうまくいくわけではないし、負けたときに備えて3割は現金をとっある」とNHKでやっていたそうです。



    キャッシュポジション(CP)は、投資における戦略的な部分であり、これって人それぞれだよねってのが正直なとこです。

    どの比率がいいなんて議論したところで、
    ・投資資金が金融資産全体なのか、リスクがある投資資金の中でのことなのかで違ってくるし、
    ・投資資金の量で違ってくるし、
    ・家計の状況によっても違ってくるし、
    ・投資方法、特に損切りの考え方など で違ってきます。

    結局、自己責任で自分の好きなように決めるしかないんです。

    【2007年5月5日のエントリー】
    我が家では総資産をベースにして、キャッシュポジション(CP)を含めた資産配分(アセットアロケーション)を設定しています。
    現在のCPは31.5%で、たまたまですけど、この香港の投資家と同じくらいですね。
    CPの目標は37%ですが、いろんな理由が混ざり合ってはっきりこれだというものではなく、1年後にはきっと変わっていると思います。



    2007年5月から6年後の2013年6月のキャッシュポジションは、約75%になりました。
    ただし、定期預金等日本債券アセットクラスが63%で、流動性資産は13%となっています。
    投資額は増えていますが、投資割合はどんどん下がってきています。
    CPの目標も現状の75%~67%くらいがいいと考えていて、かなりの投資余力が残されています。




    <相場師のキャッシュポジションコントロール>

    キャッシュポジションの話で今でも印象に残っているのは、相場師である林輝太郎さんの本で書かれてることで「相場師(=相場で飯を食ってる人)の多くは、通常50%くらいまでしか投資しない。」ということです。

    当時、相場師になりたくて林輝太郎さんの本を読んでいたわけではなく、コメントでご紹介いただいて相場師ってどんな風にかんがえるのだろうと興味を持って読んでみたんです。
    「CPの残りの50%を使う時は、相当な局面のみ」という感じであり、それって市場で動かしてなんぼの相場師にとってかなり我慢ですよね。
    相場師ですらそれだけキャッシュポジションを大事にしているんだと感じたものです。

    もちろん生活がかかっているので、全てを失うわけにはいかないということなんでしょうけど、自分の投資を全て踏まえたうえで、「欲望と臆病との均衡したところ」、「自分が精神的に許容できるリスクの限界点」が50%ということなんだろうなと思ったんです。

      





    <フルインベストメントとキャッシュポジション>


    キャッシュポジションコントロールは重要だと書いてきましたが、常にフルインベストメントの方や損切りを徹底する人にとっては、協議のキャッシュポジションコントロールなどたいした話ではありません。

    損切が徹底できる短期もしくは中期投資家ならば、常に手持ち資金を市場に置いて働かせることが最良という考え方が主流だと思われますので、CPが少ないほど良いというスタンスとなります。
    また、市場の動きを読まないバイ&ホールドの超長期投資家にとっては、常に資金を市場に置いておくことが大事であり、タイミングをはかって投資するのではなく、機械的に積み立てるなど市場の動向に左右されない投資スタンスの場合も、フルインベストメントが理想となります。

    いわゆるインデックス投資家についても、生活防衛資金をしっかり確保しておけば、あとはフルインベストメントを理想とするのが主流です。
    そうしたインデックス投資家の中でも、一定の基準を定め高値圏の場合に積立額を減らして、安値圏で増やすなど、タイミングを図る方は、キャッシュポジションコントロールという考え方がうまれます。

    キャッシュポジションをコントロールするという意識は、できるだけ良いタイミングで投資したいという意識と強いつながりがある一方で、実際のところ市場の動きは読めないわけですから、キャッシュポジションコントロールに成功の方程式などは存在しないということです。
    キャッシュポジションのコントロールは、そういう不確定要素の中で考えていくものですので、自分がどう考えるのかに常に左右されがちになります。
    そうした煩わしさや不安定さを考えると、フルインベストメントはどっしりした考え方だと言えそうです。
     
     



    このエントリーは、2007年5月5日にUPしたものに追記しています。
     
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