ブログパーツ 30歳代からの資産運用~人生設計と資産形成ブログ ver40s  ■私の投資スタンス
ラミシール

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  • 36歳の投資スタンスを振り返る(家族と投資の関係と投資との距離感)


    私がこのブログを始めた頃、つまり36歳の時の目標や投資スタンスを記したものを見つけました。
    娘が小3と小1の時という懐かしさを感じました。


    <36歳の時の夢と目標と投資>

    【36歳時点での資産形成の目標】
    ■収入は総務省統計の全国平均以下しかない
    ■将来の夢は、「ファイナンスフリー(経済的自由)」
    ■将来の目標は、「60歳で1億円の資産をつくる」
     (投資の成功の暁には「50歳で1億円の資産をつくる」)
    ■投資の目標は、「1年間の生活費(約180万円)を投資で稼ぐ」
    ■投資で1億円ではなく、「節約で1億円を基本」
    ■アセットアロケーション(資産配分)に取り組んでいます。
    ■3か月に1回、資産配分のチェック 

     

    当時は日本経済も好調で投資ブログ界隈では投資こそという感じで、「節約で1億円」と書いていたら、ファイナンシャルリテラシーがないとか散々言われていました。
    という私も多少は鼻息が荒かったですね。  
    ブログを始めた頃は当時は「節約」という言葉を使っていたんですね。
    今は決して使わないようにしてて、「支出のコントロール」という言葉をあえて使っています。

    現在の考え方と比較すると、投資関係の部分は大幅に後退してます。
    リーマンショックを経験して身の程を知ったというか、投資はあくまで流れるような波であって、年間投資目標などは邪魔なものだと思ってるんですね。
    アベノミクス相場後ということで年間180万円は無理でもそこそこの成績には落ち着いているところではありますが、投資の成果はおまけだという感覚が一番しっくりきます。

    当時考えていたほどのリスクを取れるだけの心の強さがなかったですし、それほどリスクを取る必要はないとも考えました。
    「なんのために投資をするのか」についての意識が少し変わったようです。

    36歳で掲げていた目標のうち「投資の成功の暁には50歳で1億円の資産をつくる」と「投資の目標は、1年間の生活費(約180万円)を投資で稼ぐ」については削除ですね。
    こどもの成長に伴い支出も増える傾向にありますし、使うべきは使うという方向に行きたいと思っているので、基本生活費が年180万円というのは既に過去の話です。



    <37歳時点のアセットアロケーション>

    【平成18年11月(37歳時点)のアセットアロケーション】
    ( )内が当時の理想配分です。
    ■流動性資産     36.8%(21.5%)
    ■日本株          9.5%(14.2%)
    ■日本債券       39.6%(44.5%)
    ■外国株          6.3%( 7.1%)
    ■外国債券        7.8%(12.8%)

    【当時のアセットアロケーションの考え方】
    ■「仕事が手につかなくなる」、「寝れなくなる」ほどリスクをとらない安全運転
    ■教育費2000万円、生活防衛資金500万円を8年後を目安に、安全資産に設定
    ■流動性資産はIPO抽選資金として活用し、キャッシュポジションを高めにする
    ■節約による積み増し分を配分調整に利用し、リバランスのための売りはしない
    ■チャンス時にはリスク資産の配分目標の2割増しまでリスクをとる



    2007年と2013年末に比べると意外にも同じような感じなのには驚きました。
    あれからアセットアロケーション的には変化がないのかな。

    (関連するエントリー)2013年12月末のアセットアロケーション分析と計算(比率)

    2007年以降、理想配分はもっとリスクを取る形に変化して行きました。
    それは資産が増えていくことで、余裕資金が増えていったからです。
    当時の考えは上記の通り、「教育資金と生活防衛資金を確保し、それ以外はリスク投資を行う」が有効な考え方だと思っていました。
    一般的には有効な考え方かもしれませんが、私には合っていなかったようです。

    これ以降、リーマンショックあたりまではリスク資産を拡大させていきました。
    今、思えば「ただ投資がしたかった」んだと思います。したくてしたくてたまらなかったんだと。
    「投資の事を一生懸命考えている自分が好き」だったのだと思います。
    そういう時期は多分誰にでもあって、そこで壁にぶつかった時に、見えてくる部分というのがあるのだと感じます。
    もっとリスクを取ることが合理的だという形を取っていましたが、実際は「自分がやりたいこと」が先に合って、それに合う理屈をより好みしているんですね。



    <思考を改める>

    「自分のやりたい事に合わせて理屈をより好みし、さも理屈からそうすべきと判断したという体裁を整える」というのが、投資やりたい病にかかった私の思考の特徴だったんです。



    2007年から数年後には、この自分の考え方の癖を知る事になります。
    投資理論とか理屈を相手にぶつけないと気が済まないタイプの人は、特に気を付けてくださいね。
    他の人の価値観を、「それもアリかな」みたいに思えている人は、きっと大丈夫です。
    そういうことに気がついてからは、そうなれるように強く意識しています。

    「理屈よりまず自分がどうしたいのか」を先に見ること

    私の例を書いてみます。

    【当時の思考】経済的合理性を考えれば投資は有効⇒投資をしないのは機会喪失⇒教育費、生活防衛資金を除いて、可能な限りリスクを取る。

    ひょっとしたら、どんどん投資がしたかっただけなのかもしれませんよね。
    そのために理論武装を施しただけなのかもしれませんよね。
    もちろん、そうでないかもしれません。
    「自分の本当の意思はどこにあったのか」はそれぞれ異なることですから。



    <リーマンショックがもらたしたこと>

    書くのはあまりにはずかしいことですが、リーマンショックをはさんで、「含み益がどんどん積み上がること」と「含み損がどんどん増えていくこと」の両方を経験しました。

    ■リーマンショック前は、自分の投資はなかなかだと思っていました。⇒いい面しか見ていなかったんだと思います。
    ■リーマンショック後は、投資に対してとても臆病になりました。⇒失敗した部分ばかり目に入って来ました。
    ■リーマンショック後に膨らんだ含み損は、他の家族を怯えさせるには十分な額でした。
    ■私は「投資にリスクはつきもの」という意識があったので、他の家族ほどは怯えてはいませんでしたが、きつかったです。
    ■私が怯えたのは、「将来、投資額が数倍になった時、変動額も今回の数倍となるであろうこと」にでした。

    もし子どもの教育費を超えるほどの水準の含み損(もしくは損失)を抱えた時、胸を張って大丈夫とはいえないし、それどころか「家族からの信頼」を失うだろうことに怯えました。
    自分だけのお金ではないんですよね。

    リスクを取るという事は、それなりに覚悟しなくてはならない事があります。
    景気のサイクルは波を打つかの如く波動のような動きをします。
    当然のごとく、マイナスの極という瞬間が存在します。
    どこが底だったかは過去を振り返れば分かりますが、現在進行形の中では見極める事は不可能です。

    いずれ底を打ち、いずれある程度は回復するということが高い確率で起こるとしても、マイナスの一定期間は確実に不安の芽を抱えて生活していくことになります。
    不安を抱えての生活はなかなかしんどいです。
    陰の極期はいずれ脱するであろうとしても、「家族からの信頼をつなぎとめる事が出来なくなる瞬間がおとずれれば本当に大切なモノを失いかねません。
    いずれ株価が回復したとしても失った家族の信頼は戻らないかもしれません。
    そう考えた時、本当に「そこまでリスクを取る意味があるのか?」、「本当に経済的合理性をどんどん追求していくことが、ゆとりある暮らしにつながるのか?」という想いが頭をよぎりました。

    ライブドア株の上場廃止を経験したことで、ローコストな分散投資としてのETF(インデックス投資)に踏み切りました。
    リーマンショック期に保有していたリートが上場廃止という事態となり、ライブドアに続いて2回目の紙屑という経験をした瞬間、上記の想いが爆発しこれ以上投資額を増やすことを放棄するという決断をしました。
    この決断には、批判もたくさんいただきましたし、臆病者とレッテルも張られました。
    その度にいろいろ考えることもありましたが、「まあいっか」みたいに現在に至っています。

    それ以降、新規資金を投じてリスクを取る事はしておらず、あくまで売却した分や配当金などを資金にして買うことはあります。
    この措置は、「リスクの総量はリーマンショックで経験したのと同等まで」という考え方が基本になっています。
    そして新規資金を投入するのは次にリーマンショッククラスが時としています。
    その時は、当時の数倍規模の投資も可能になっているでしょう。

    ■投資で1億円ではなく、「節約、支出のコントロールで1億円を基本」

    36歳の時の目標で唯一残っているのはこれだけでしたね。
    幸か不幸か、マネープランには投資の成果を反映させていませんでしたので、仮に投資の成果が全くなくてもマネープラン的には問題がないんです。
    これからいろいろ考え方は変わって行くと思いますが、この部分だけはきっと変わらないと思います。

        
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  • 透明性のある投資から役割分担のある投資へ

     
    2006年10月19日のエントリーは、「透明性のある投資」というタイトルで書きました。 

    夫婦でああだこうだといいながら株式投資をやっていたらライブドアやソフトバンクで夫婦ともに痛い目にあったあとも、こんな風にいろいろ話しながらやってたのを思い出します。

    2006年10月19日【透明性のある投資】

    我が家の場合、ツレといっしょに投資をやっています。
    共通の話題の1つが「投資のこと」だったりします。

     日経平均  16,551.36(−0.61%)
     TOPIX   1,635.77(−0.18%)
     香港H株   7,440.32(−0.01%)
     先日のシカゴ日経平均先物 16,700
     10年米国債利回り 4.764%

    タイトルのことですけど、「透明性」っていっても、要するに、夫婦がお互いの投資行動を知っているってことなんです。
    1回20万円程度の投資なら、ご自由にって感じでやってるつもりだけど、相談することが多いんですよね。
    まあ、ほとんど相談してるか、注文状況を話していますね。お互いに。

    縄張りもあって、ツレはIPOが中心です。
    でも、時々短期で株もやってますね。

    今回のトヨタ豪ドル債券の買い付けもいろいろ相談しました。
    高く買っちゃったってこともあるけど、レートがいくらになろうと、買うことに意味があると思うので気にしません。
    レートなんかより、買わないのと買うというほうが大きな差ですから。

    1例ですが、そんな感じで、いろんな投資を、毎日お話ししています。
    だから、「考え方も似てきます」ね。


     

    投資に関しては、夫婦ともに隠し事はなしはいまでも継続しています。
    ただ、今は当時の100分の1くらいしか投資の話はしないですけどね。

    今ではあまり相談して投資をすることはありません。
    それぞれ完全に枠割分担をしています。
    と言うよりも「すみ分けをしている」と行った方が正しいですね。

    ツレはIPOの専属です。
    もうそれ以外は一切やっていません。
    IPOもなかなか手間がかかって大変なので、私には時間的に難しいというのもありますが、ツレはライブドアショック時に手がふるえながら大きな損切りをしたことで、もう株式投資はしないという方向に進んで行きました。
    そこで行きついたのがIPOです。

    IPOの場合は、公募割れの可能性がある銘柄は応募しない(=当選しやすい、いわゆるばらまき)ので、なかなか当選しませんが、当たれば初値売りするだけなので、どの銘柄に応募するかに頭を使う以外は、機械的に作業をしていくだけです。
    運が大事なんです。
    私もツレの助けを借りて自分名義のIPOはやっています。

    IPO以外の投資は私がやっています。
    香港株式(中国株)、日本株式インデックス、海外株式インデックス、外国債券、外貨MMF、FXという感じです。
    個別株は香港株式で株を始めた時に保有していたのを持っているだけで、新規ではインデックスのETFを買うようにしています。

    FXについては、含み損を抱えていて放置、いわゆる塩漬けになってしまっているのですが、チャンスがあれば外貨MMFにしていきます。
    レバレッジをかけていたのでリーマンショック時に、強制決済とか入金しなきゃとか余計な心配をする羽目になりました。
    レバレッジ2倍とか3倍程度でも一瞬でも大大暴落したらと考えると強制決済の恐怖がありましたね。
    為替レートを気にするようではアウトですわ。

    確か何年か前に、FXで超瞬間的な大大暴落があってニュースで騒ぎになりましたよね。
    あの時強制決済させられた人は救済されたんでしたっけ?
    されたような記憶があります。

    どこかの大口さんが誤発注しただけで大騒ぎになりかねないと考えると、ぐっすりねむれませんよね。
    今は、レバレッジ1倍~1.5倍くらいでおいています。
    このレベルだとあまりレバレッジをかける意味がありませんよね。

    この円安で少しづつ塩どけできた分もあり、貯まったスワップと相殺しながらでも、ポジションを減らしていければいいなと思っています。
    これっていわゆるヤレヤレ売りの典型ですよね。はずかし…。
    そこで得たキャッシュは、5年後かいつかわかりませんけど、買うチャンスが来たときにプールしておけばいいですし、IPOの資金にもなりますので有効活用できますしね。


    「透明性のある投資から役割分担のある投資へ」
    今でも投資の話はしますけど、お互いあまり細かい部分に口出しをすることはなくなりました。
    細かい部分での透明性はなくなったといえます。
    もちろん聞かれれば答えますが。

    毎月末に投資成績を算出していますので、ツレが見る気があれば見ていると思いますが、こちらから投資成績の話はしません。
    ツレもあまり関心がないようですし、私自身も投資成績を毎月ブログに書いていながら、割と関心が薄く機械的にやっているという感じです。
    今がプラスかマイナスを気にしたって、将来から見ればあまり関係のない話ですから。
    今こうして、過去のエントリーを振り返っているとそれがよくわかります。
     



    このエントリーは、2006年10月19日にUPしたものを修正・追記しています。
      
      
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    定期預金の金利とインフレ(1年物定期預金の金利の推移)(良いインフレと悪いインフレ)


    一般的に「定期貯金などの元本保証・固定金利の金融商品はインフレに弱い」とか、「定期預金などの預金ではインフレに対応できない」と言われてきました。
    特に投資本においては、「預貯金はインフレに弱い」と「株式投資はインフレに強い」ということがよく書かれているのを見かけます。
    本当に「株式投資はインフレに強い」のかどうかは私にはよくわからないのでそれは置いておいておきます。

    株式投資する理由に「預貯金はインフレに弱い、だから株式投資をする」をあげている人もおられます。
    かつては定期預金のことを書くだけで、そうした方から批判的なコメントをいただいてきました。
    でも最近は「定期預金はインフレに負けていない」という風に言われる方も増えてきていますよね。

    私の感覚は、「インフレ対策には株式投資の方が強いのかもしれないけど、定期預金でもインフレのチョイ負けくらいではついていける」というものです。

    (関連するエントリー)定期預金はインフレに負けるのか?
    (関連するエントリー)定期預金はインフレに負けるのか?(その2)




    <1年物定期預金と普通預金の金利推移とコアCPI>


    定期預金や普通預金の金利の推移とインフレの指標としてのコアCPIの推移を比較してみます。

      image016.gif

    ※預金金利のデータ元は、日本銀行ホームページ Financial and Economic Statistics Monthlyより
    ※1年定期は、預入金額300万円未満で預入期間が1年以上2年未満の金利です。

    残念ながら、1992年以前のデータはありません。
    1992年から2011年の20年間でいえば、1年物定期預金金利がコアCPIを1997年と2008年を除くほとんどの期間で上回っています。

    「1年物定期預金」は間違いなくインフレに対抗できるとはっきり言えるものではありませんが、「1年物定期預金ならば少なくともインフレのチョイ負けくらいではついていける」くらいは言えるのではないでしょうか。
    一方、普通預金はというと、必ずしもインフレに対抗できるとは言い難そうです。

    1992年以降と言えば、バブル崩壊後からデフレ期なのだから、バブル景気の時はどうだったのかが気になります。

    CPIと定期預金
    ※このグラフは、ダイヤモンドオンラインの記事の引用(現在リンク切れ)


    このグラフを見て、1年物定期預金の金利がCPIに比べてどうなのかは、評価が分かれるところです。
    私の印象は、金利上昇期には物価の上昇に1年物定期預金の金利はついていけないものの、ほとんどの期間は1年物定期預金の金利は物価の上昇に対抗できると感じます。
    もっともこれから先どうなるかは私には分かりませんけどね。

    2008年の一時的な物価上昇は私も記憶があります。
    当時は、これからインフレが続いていくのかという恐怖を感じました。
    恐怖は大げさかもしれませんが、当時の2%近い物価上昇はそれなりに新聞やテレビをにぎわしていました。

    これから長く続いたデフレの反動で、持続的なインフレが起こるケースを考えると、デフレ時よりも定期預金がインフレに対抗しにくくなるとは思いますが、ある程度インフレ対策として定期預金にたよる部分があってもいいと思います。

    インフレ対策としては定期預金でもある程度対応できるという表現をすると、株式投資を否定しているようにとられがちですが、そうは思っていません。
    私自身も株式投資は行っていますし、インフレ時において株式投資が成長してくれると嬉しいと思っています。
    だけど、インフレになれば必ず株が上がるという風にも思っていません。





    <インフレになったら必ず景気が良くなるとは限らない>


    金融施策としてインフレターゲットが話題にあがることがあります。
    なにやら「インフレにすれば景気が良くなる」というイメージで語られる事が多いのですけど、必ずしも景気が良くなるとは限らないといつも感じます。
    同様に、「将来インフレになれば株価も上がるとかインフレを投資利回りが上回るはずなので、株式投資をしていればインフレは心配なくても良い」という考え方も良く耳にします。
    はたしてそうでしょうか。

    インフレには、「良いインフレ」と「悪いインフレ」があると言われています。

    SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集「インフレ」より引用
    インフレとはインフレーションの略で、私たちが普段買っている日用品やサービスの値段が上がり続けることをいいます。インフレには、良いインフレと悪いインフレがあります。
    良いインフレは、企業が販売価格の上昇で儲かり、社員の給料が増え、消費者は物価上昇による生活費の増加を給料アップで吸収してもっと商品を買うようになり、商品が良く売れて企業が儲かる…というサイクルで景気は良くなります。しかし、商品の仕入れ価格の上昇ほど商品価格に上乗せできず、企業の業績が悪くなり、賃金が上がらないのに身の回りの商品が値上がりして家計を圧迫するという悪いインフレは経済に悪影響を及ぼします。



    インフレには、「良いインフレ」と「悪いインフレ」があるとするならば、「インフレに誘導すれば景気が良くなる」とか「インフレになれば株価も上がる」とは限らないという事だと私は思っています。
    「景気を良くなったら株価が上がったりインフレになる」というのなら分かるんです。

    「これだけデフレが続けば、いずれそれなりのインフレになるはずので、今、株式投資をしておくのはチャンスだ」と私も思いますが、必ずチャンスとは言い切れないという意味です。
    別に投資を否定しているわけではありません。

    「これだけ不景気が続けば、いずれ景気が良くなるはずなので、今、株式投資をしておくのはチャンスだ」ならば分かるんですが、不景気と好景気というのは相対的なものなので、今がどっちなのか私には分かりません。


    こういう風に書いていくと「曖昧ではっきりしない」という印象を持たれると思います。
    私は20歳代や30歳代の若い世代の人は「こうだからこうだ」で突き進んでも構わないと思いますが、40歳代になれば少しは「こうだからこうなる可能性が高いけど、こうも考えれる」という思考も持つ必要が出てくると思います。
    50歳代や60歳代以降になればなおさらです。

    だからこそ、資産配分(アセットアロケーション)を真剣に考えていく必要があると思います。
    資産配分(アセットアロケーション)を検討していくと、いろんなことを考えると思います。
    「こうだからこうだ」ならば悩む事もなく、株式投資100%とか外貨投資100%とか預金100%で楽ですよね。

    こう言ってしまえば身も蓋もありませんが、預金100%で行く人以外は「預貯金はインフレに対抗できるのか?」に対する一般解は特に必要がないと思います。
    ただ、「定期預金などの預金ではインフレに対応できない」というのは鵜呑みにしてほしくないなと思います。

    資産配分(アセットアロケーション)を真剣に考えている人には自明だと思いますが、答えは人それぞれで正解などありません。
    将来の何に対して備えるのかを踏まえて、定期預金の性質、株式投資の性質を自分なりに考えながら、自分の答えを出していくことが大切だと思います。
    私は、将来のインフレリスクに対しては危機感を持っていますので、こうした検証を大事にしたいと思っています。  
     


     

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    みんなの投資の目的とは

      
    みなさんは、どのような目的で投資をされているでしょうか?
    投資を始めたいと思っている人は、どのような目的からでしょうか?
    真っ先に思いつくのが、「儲けたい」、「資産を増やしたい」ですよね。

    これはだれでも持っている理由だと思います。
    これがなければ、リスクをとってまで投資をする意味はかなり薄いですもんね。
    では、「資産を増やしたい」という理由だけが投資の目的なのでしょうか。
    そうでもないように思います。


    それ以外にもいくつかの理由があって、複数の目的を持っているはずです。
    メインの目的があって、小さな目的もいくつかあるのではないでしょうか。
    それは人それぞれ違っていて当然だと思います。

    そしてどの目的が正しくて、どの目的が間違っているという一般的な答えを出すことよりも、それぞれがどの選択をしたを自らがしっかり持って投資を続けていくことが大事だと思っています。

    「何のために投資をしているのか?」を時々考えることがあります。
    改めて考えてみることも大事だと思います。





    <みんなの投資の目的>


    以前のエントリーで頂いたコメントからみんなの投資の目的をピックアップしてみます。

    <みんなの投資目的(始めた理由、続ける理由)>
    ■少しでも増やしたいから、大きく増やしたいから
    ■有効に資産を増やしたいから
    ■資産の購買力を減らさないため
     (インフレや円安などでの金融資産の極端な目減りを防ぎたいから)
    ■ゲーム的な要素を楽しむため
     (不確定な世界の中で自らの戦略が成功することを喜びたいから)
    ■なんとなく少しづつでも投資をした方がいいのかなと感じたから
    ■金利の低い預金にお金を置いておいても仕方がないから
    ■老後の生活費など将来への不安や恐怖心から
    ■将来への不安の解消のため
    ■お小遣いを増やしてみたいから
    ■資産分散によりリスクを減らす保険として
    ■ほしいものを買いたいため
    ■将来の日本が悲観的だから
     (外貨投資で円以外の資産を持つ)
    ■投資をしないことによる機会損失の防止
    ■企業に対する応援
    ■投資を勉強することで、世の中を動きに関心を持てるから
    ■知らなかったことを知る喜び
    ■(確実なことがない投資の世界での)ドキドキ感を感じるため
    ■投資とブログを通じて友達ができた



    これ以外にもいろいろあるのだろうと思います。
    自分の投資を別の角度から見つめなおすきっかけにしていただければと思います。
    他に「これもありじゃないの!」という方は、コメントいただけるとうれしいです。

    これだけリストアップして並べてみると、どれもありかなと思いますね。
    投資家の数だけ「投資の目的」があるんだろうなと思います。




    <私の投資の目的(2009年版)>


    改めて私自身の投資の目的を考えてみます。
    投資をはじめたきっかけは、「ハイパーインフレや国家破綻に対する恐怖」でした。
    預金中心でしたので、これだけがんばった努力が紙切れになるのはいやだなと思いました。

    「資産の購買力を減らしたくない」が投資を始めた理由です。これは今も最大の理由です。
    そこで、外貨MMFを買ったのが最初の投資です。

    老後資金など将来への不安という部分は、当時も今もあまり感じていません。
    それはローコスト生活を実践できているという自負があるからだと思います。

    投資を勉強していく中で、またブログを書いていく中で、新しいたくさんのことを知りました。
    井の中の蛙が、外の世界をのぞいたような、知らないことを知る喜びを感じました。
    そして、行き過ぎて、知ったかぶりしてしまったこともあります。

    投資の経験を通じて、経済を見ていく中で、ハイパーインフレや国家破綻への恐怖は相当薄らいできました。
    自ら考えた戦略が正しいことに有頂天になった時期がありました。
    ただそれはほんの数年という短い間だけただ資産評価が増えたということだけでした。
    その間、投資をすれば資産が増えていくという意識が高まっていました。

    投資をしないことによる機会の喪失(投資をしないリスク)に対する恐怖が芽生えたこともありました。
    新たな世界を知り、チャンスを生かさないとという焦燥感が、人生設計と投資をかけ離れたものしていっていることに気づきもしない時期もありました。

    自分が考えていた以上の速さでの資産評価の下落を経験して、自分の驕りに気づかされました。
    こうしてみると、ちょっとはずかしいくらい、踊っていた自分に気づかされますね。
    情けないやつだと思われたかもしれませんが、これでもオブラートに包んでいるんですよ‥。
    いろいろ失敗してきました。

    バブルと崩壊を経験して、投資家としての経験値はようやく初心者からよちよち歩きくらいになれたかなと思っています。

    「何のために投資をするのか?」を考えるのは、もう一度、原点から見つめなおそうという気持ちからです。

    これまでを振り返り、1つ1つどういう変化があったのかを見つめて、未来に向かってまた一歩歩みを進めたいと思っています。





    <私の投資の目的(2011年版)>


    2009年から2011年の2年間は、投資の目的はそれほど変化していかなかったようです。
    2011年版は、投資をする目的(投資の目的)を考えるで書いています。
    みんなの投資目的を整理して、いくつかの区分をしてみました。
    これらの割合で投資の目的を表現する事が、自分の投資目的を見つめるには分かりやすいと思うからです。






    このエントリーは、2009年8月8日にUPしたエントリーを修正しています。

    (関連するエントリー)投資をする目的(投資の目的)を考える
     
     
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    投資をする目的(投資の目的)を考える

     
    投資の目的、投資をする目的を改めて考えておきたいと思います。
    建前と本音は案外違うものです。

    ここで考える「投資の目的」とは、「老後の生活費のため」とか「貯蓄のため」とか「教育費のため」とかではありません。
    何の効果を狙って投資をするのかという方のことです。




    <何のための投資をするのか>


    私達は一体何のために投資をするのでしょうか。
    一般的には、「資産を増やすため」ですね。
    投資により期待できそうなリターンを得るために投資をするわけですけど、当然、プラス方向の変動だけではなく、マイナス方向の変動も覚悟した上での話です。

    「儲けらるかどうか」という視点で見て、何かしの勝算があるから投資をするということですよね。


    では、逆に資産を増やさなくてもかまわないけど、投資をするというケースがあるのでしょうか。

    ないことはないと思います。
    「資産を分散するため」という目的が主である場合です。
    儲けなくてもかまわないけど、資産の価値が大きく目減りしないようにしたいという発想です。

    リスクのある投資をして儲かる環境というのは、通貨としての円にとっては価値が下がる環境になりやすいです。
    通貨としての円の価値が著しく下がった時の保険の様なものとして投資をするという目的もありうります。


    他に、投資の目的となりえることはあるのでしょうか。

    私はあると思います。
    投資を勉強していく過程の中で、自分の能力について過信する時期があるかと思います。
    投資で儲けることで、「自分の能力の高さの証明する」という目的です。
    合理的もへったくれもなく、ただの自己満足的な目的ではありますけど、自分の中にこういう気持ちが一切ないといいきれますか?

    これに関連して、「博打」も投資の目的に挙げられるのではないかと思います。
    増えたり減ったりするのがドキドキするとか、読み通りに行った時に快楽を感じるとか。

    「いや長期株式投資だとリスクプレミアムがあるので博打ではない」という反論が聞こえてきそうです。
    まあ、そんなことはどっちでも構わないのです。
    ここで考えるべきは、リスク(変動幅)のある投資には「博打性」があるということです。
    あえて博打性という言葉をつかってごまかしておきます。
    市場が自分の読み通りの動きをしたらうれしいみたいなのも「博打性」だと思います。

    よく「予想通りになりました」みないな話をする人がいます。
    その方の主観では、自分の能力の高さをみせつけたい気持ちが含まれているんだと思いますが、裏を返せば投資に博打性を求めているのかもしれません。
    たぶん、私の能力の高さで儲かったのであり、決して博打ではないという反論が直ぐに飛んでくるでしょうけど、案外「博打好き」だったりしてね。




    <投資の目的>


    投資の目的には

    ■儲ける
    ■資産分散
    ■能力が高いことの証明
    ■博打性

    があると考えました。
    他にあれば教えて下さいね。




    <投資の目的を割合で表わす>


    私が投資を始めた理由は、「円キャッシュのみだとインフレや円安の時に価値が目減りするから分散しておきたい」というものでした。

    一見「資産分散」を目的に投資を始めたように聞こえます。
    たぶんそれはうそではないけれども、本音は「儲けたい」ということでした。
    資産分散を建前に、本音は儲けたい、その上で「俺なら儲けられる」という意識もありました。
    投資は博打ではないという建前であったけれども、本当は博打好きな性格も持っていました。

    (投資を始めたころの投資の目的の割合の自己分析)
    ・儲ける…50%
    ・資産分散…10%
    ・能力が高いことの証明…25%
    ・博打性…15%

    なんと、資産分散を建前にしつつ、本音はこんな割合ということです。詐欺ですね。
    私はブログを書いているので、過去に記事を読み返してみると当時は意識していない本音が見えてきます。

    投資の目的というのは、1つだけではなく、いくつかの複合だと思います。
    ですので、こういう風に割合で表現するのがしっくりきます。


    さて、ライブドア株を紙くずにして私の投資に対する考え方は90度くらいかわりました。
    個別株からインデックス投資への移行と自分の投資能力の低さをある程度自認したということです。
    当時の投資の目的の割合はこうなります。

    (ライブドアショック後の投資の目的の割合の自己分析)
    ・儲ける…45%
    ・資産分散…30%
    ・能力が高いことの証明…10%
    ・博打性…15%

    資産分散への意識が随分と高まりました。
    それでもなお、ベトナムへの投資など博打性志向はあまり変わってはいないようです。
    資産分散を目指してはいるものの、儲けたいという意識は強かったですね。

    当時のアセットアロケーションの理想配分は、総資産の7割くらいまでリスク投資の割合を高めるというものでした。
    それに、投資の収益でリタイア生活をおくりたいという意識がありました。


    では、現在の投資の目的はどんな割合なのでしょうか。
    リーマンショックの最中に、私は新規に投資資金を入れるのをやめる事にしました。
    随分と投資の対して消極的になったものです。
    「かっこ悪い」とは思いますが、総資産の7割も投資に回してしまえば変動額の大きさで生活のリズムがボロボロになるというのが一番の理由です。

    ゆとりある暮らしを目指して、儲けるために投資をしていたわけですけど、そのためには大きく含み損を抱える時期もあります。
    資産が40%目減りするというのは頭の中では耐えられるけれども、投資額は大きくなれば子どもの教育費クラスが目減りするということになります。

    はたしてそういう状況で家族にどう投資の正当性を説明できるでしょうか。
    投資理論を材料に「必ず10年後、20年後には増えているはず」という説明になるのでしょうが、本当に「必ず」と言い切れるのでしょうか。
    見方を変えれば「投資のタイミングをあやまった」とか「利益を取れるときに取らなかったから」と言われて、どう反論できるのでしょうか。
    もちろん反論はできますけど、大きな含み損を抱えてしまった状態だとしたら説得力はありませんし、そもそも家族とそういう議論をするのもどうかと思います。

    これはむしろ、リスク許容度の話であり、頭であらかじめ覚悟していた範囲の変動割合であっても、実際に体験すると一時的とはいえ心が蝕まれたり、家族との摩擦もあるのだと思います。
    そんな背景もあって、私の心のリスク許容度は随分小さいものだったということを自認しました。
    それを自認した事によって、投資への考え方が大きく変わりました。

    (現在の投資の目的の割合の自己分析)
    ・儲ける…15%
    ・資産分散…75%
    ・能力が高いことの証明…5%
    ・博打性…5%

    投資で儲けようと思う意識はほとんどなくなりました。
    投資に対しては随分と消極的になりました。
    アセットアロケーションの理想配分は、総資産の3割くらいでよいと考えています。
    ほぼ現状の配分です。
    基本的に大きく市場が変動した時にリバランスを行っていくだけです。

    ブログでは人生設計について多く書くようになっていました。
    マネープランと投資の関係を考えた時に、投資で儲けなければ人生設計が成り立たないわけではないことを、何度も何度も確認しました。
    投資を始めた時の建前としていた「円キャッシュのみだとインフレや円安の時に価値が目減りするから分散しておきたい」という気持ちが本音となり、逆に「私が老後を迎える段階までデフレ傾向が続くケースもある」とも考え始め、改めて投資割合を考えました。


    ほんとフラフラしすぎですね。おはずかしい。
    ここまでひどくないにしても、みなさんも「投資の目的」が変化してきているのではないでしょうか?

    将来の事は予測できません。
    どんな方向に行こうが家族がゆとりある暮らしが出来るような投資との付き合い方の模索はこれからも続くのでしょうね。
    でも、私の場合はもう現状から大きく変わる事もないと思います。
      
     
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